おひさしぶりのHSPネタです。
→ HSP(ハイリーセンシティブパーソンについてはこちらの記事をどうぞ!)
以前このブログにも少し書いたように私はHSPです。
ざっくりと言うと、ささいなことを気にし過ぎたり、物事を敏感に察知する人のこと。
それゆえに、必要以上に傷つきやすかったり、生きづらいなどともいわれています。
丸一日が経過して今は少し落ち着いているのですが、昨日から久しぶりにHSPをこじらせているので(笑)久しぶりにHSPについて書いてみようと思います。
HSPのお友達の基準って何だろう?
ひと口にHSPと言っても、その種類は様々。
「何に対して敏感」なのかも、その人によって異なります。
因みに私は、痛みなどには強いのですが、他人の気持ち(イライラしてる人の近くにいるとイライラしたり、恐ろしいニュースを見ていられなかったり(仰天ニュースとかも苦手です)、何度も同じ愚痴を聞いたりするとぐったりと疲れたり)や、気温(特に冷気)、視線やしぐさから見える相手の心境に敏感です。
人によっては痛みに敏感な人や、音に敏感な人、そして大部分の人が私と同じく相手の気持ちに敏感だと思います。
だからこそ「生きづらい性質」って言われるんでしょうね。
いつぞやかネット上で見かけたのですが、人の気持ちに敏感すぎてその人が考えていることやこちらに対する感情がモロに分かる(相手が少しでもこちらを良く思っていないとそのことを敏感に察知する、また本人ですら無意識の意地悪や嫌味にいち早く気づく)ので、人間として好きな人が出来にくいって書いている人とそれに共感する人がいて、なるほどな~と思ったり(^^;)
さて、この通りHSPといっても一人ひとり性質は異なりますので、あくまでも私個人の話になるとは思うのですが、昨日からこじらしているHSPでふと思った疑問についてまとめてみようと思います。
久々にHSPをこじらせたきっかけ
実は昨日、とある集まりに誘われました。
その会を主催する友達はともていい人なのですが、特にきっかけが無くこれまで個人的に遊んだことはありませんでした。
過去に4回ほど、複数名のグループで遊びに出掛けたことがある仲です。
そして最後に会ったのが、もう5年ほど前になるのでしょうか?
そんな私にまで声をかけてくれて純粋にうれしかったのですが、その時直感で「グループ内で私にだけ声をかけないと悪いと思ってくれたんだろうな」と感じました。
多分グループで私以外とは、個人的にも連絡を取っているのだと思います。
私もそのグループの数名とは、個人的に連絡をとったり1対1で遊びに出掛けることもあります。
さて、困った!
久しぶりに、軽くパニック状態になりました(|||ノ`□´)ノオオオォォォー!!
行くのはいい。全然いい。誘ってくれたのもありがたいし、優しさだと思う。
でも、「ひとりだけ誘わないと悪いと思って誘ってくれてるなら、行ったら悪いかな。。。」と思ったのです。
もちろんその友達ややさしい人なので、本当に良かれと思って誘ってくれているのだとは思うのですが、何年と連絡を取っていないことや、私以外のグループの人はもともと確実に誘うであろうことから声をかけてくれたんだろうなと思うと、心が苦しくなって欠席にさせていただきました。
ちょうど家族がいたのでその話をしていたのですが(家族は非HSP)、「まぁ、その状況なら私やったら行かへんかな」とのことで背中を押してもらい、断った後も「悪かったかな?これで本当に良かったのだろうか?」とウジウジしていたら、「相手にとっても、こちらにとってもこれが一番良かった結果じゃない?相手は『一応誘った』こちらは、『残念ながら都合があわず行けなかった』っていうのが一番いい着地点よ」とのこと。
そういわれると、とても気が楽になりました。
が!やっぱりHSPですね。最近自宅にこもる生活で、このくらいのお付き合いの「お友達」とのやり取りは久しぶりだったので、ドキドキが収まらず、結局やる予定だったことも手につかず、夜もあまり眠れず、本日の午前中の仕事中も頭の片隅にそのことがあり、時間の経過とともにマシにはなってきているのですが、超絶好調♪というわけにはいかない1日を過ごしました(;´Д`)
久々にHSP、こじらせてます。
で、ですよ。
今回のことは済んだことですし、頭の片隅に残っていることに関しては後は時間薬しかないのですが、今後について考えを巡らせるいいきっかけとなりました。
考えたのは、HSP(の私)にとって『友達の基準とはなんぞや?』ということです。
HSP(の私)にとっての友達の基準はコレ!
じっくり考えてみた結果、私にとっての「友達の定義」が見えてきましたよ!
この人もあの人も友達だけど、同じ「友達」ではない!
さて。前述の今回誘ってくれた人も、他人に説明する時は「友達」になると思います。
そして、この「友達」と同様に、人に説明する時に「友達」と説明する「知り合い」はたくさんいます。
でも、私が緊張せずに、変に気を遣わずに、心から「行く行く~♪」って約束して、当日までその日を楽しみにできるかどうかと言われたら、全員が全員そうではないことに気づきました。
また、若いころはみんなでワイワイも楽しかったのですが、今では本当に気心の知れた人ばかりのグループか、もしくは1対1で遊ぶなり、お食事をするなりしたいという気持ちが強くなってきました。
現在仕事も自宅で一人でPC使って……というまるで隠居、悪く言えば引きこもり生活を送っているので、私の場合はHSP気質が年々ひどくなっているということが今回のことでわかりました。
以前はここまでではなかったような気がするんだけどな。
それとも年齢を重ねて、「ノリ」が悪くなったからかなぁ?
私にとっての「友達の定義」は1対1で遊べる人
気を使うあの人も「友達」、気を使わない(いい意味でね)この人も「友達」。じゃあ、どちらも同じ友達かと言えばちょっと違う。
みんな友達なのにどう違うんだろうと、頭の中で丸1日ほど考えるとはなしに考えていたのですが、先ほど湯船につかっている時に「そうだ!これだ!」ということが思い浮かびました。
それは、1対1で遊べる人かどうか。
もしくは、過去に1対1で遊んだことがある人かどうか。
これが、私にとっての本当の「友達」と、知り合い的な「友達」の境目、「友達の定義」でした。
女性はライフスタイルによって親しい人が変わる
これはよく言われていることですが、男性と比べると女性はライフスタイルによってその時良く合う人(良く遊ぶ人?)が変わると言われています。
例えば学生時代は純粋に中のよい友達としょっちゅう遊んでいたとしても、それぞれ違う土地で結婚し、出産して子育てが始まると「ママ友」と呼ばれる人との付き合いが多くなるでしょう。
特に女性は結婚前なら結婚前、結婚したなら結婚生活、子供が欲しくてもできない悩みや、出産後の育児の悩みなど、その時々で悩みの対象が変わります。
同じ時期に同じようなライフスタイルの人の方が、気持ちを共感しあえたり、励ましあったりできるものです。
いつまでも「私たち仲良かったものね♡」と言い合っていたあの頃の友達同士が一番の理解者とは限りません。
私の場合は、ブログタイトルからもお分かりの通り「おひとりさま」。
「結婚したい」と強く願っているわけではないので、お友達の結婚を妬むということは100%ありえないのですが、結婚生活や出産、育児に関する悩みを、本人と同じように分かってあげられるかと言われれば想像の域をでません。
また、ライフスタイルによって生活が大きく変わるので、連絡する時間帯にも気を使ってしまいます。
これは私がHSP気質だからかもしれませんが、結婚した友達には19時以降はメールもラインもしちゃいけないのでは?とか思ってしまうんですよね。特に新婚さんの場合。
ましてや小さな子供ちゃんや赤ちゃんがいるご家庭なら、着信音でせっかく眠りについた子を起こすかも!とか本気で心配して夜に連絡できません。
また、もともと自分から積極的に連絡を取る方でもないので、そうこうするうちに連絡を取らなくなっていってしまうんですよね………。
決して連絡取りたくないわけでもなく、ただただひたすら「人妻になった友達のライフスタイルを乱してはいけない!」と過剰に思い込んでしまうのです。
これからの道は?
話は少しそれてしまいましたが、本日のテーマは友達の定義でしたね。
40も数年前に超えて、もう集団生活をすることもない年齢になりました。
となれば、これからはたとえいい人だとわかっていても、会うためにエネルギーが必要な(緊張したり気を使ったりする)人にはあえてもう会わなくてもいいのかなとぼんやりと思いました。
前述の通り、私が気を遣わずに会える人、遊ぶ約束をしてから当日まで純粋に楽しみにできる人は、これまで1対1で遊んだことがある人と、これから出会うかもしれない気の合う人です。
何年も前に出会っているのに、これまで1度も1対1で遊ぶことがなかったということは、やっぱりそういった意味でのご縁がなかったということなのでしょう。それがたとえどんなにいい人で、どんなに素敵な人であったとしても。
それと同時にグループで遊ぶ場合も、その中に一人でも気を使う人がいれば行くのを止めようと考えました。
例えば6人グループで会う場合、その内の3人は個人的に連絡を取るし遊ぶけど、その他の2人は個人的には一度も個人的に連絡を取ったことがないという場合。
非HSPの方なら楽しくわいわい遊べるかもしれませんが、私の場合参加を決めても当日までドキドキしながら過ごして、当日も楽しみながらも解散したあと心からホッとすることになると思います。
それならグループでの誘いには参加せず、個人的に遊ぶ3人と個人的に会えばいいやと思いました。
もうこの年になったら、こんなことでドキドキしたり他のことが手につかなくなったりするほど頑張る必要はないよね。
個人的に遊んだことがある人に遊んで貰えたり、一緒に食事に行ってもらえたら充分ありがたいよねと心から思いました。
新たな出会いも……あきらめてない(笑)
昨日HSPをこじらせにこじらせて、その後約24時間でたどり着いた結果がこの結果でした。
しつこいようですが、昨日声をかけてくれたお友達はとてもいい人なんですよ!
そして、こんなこじらせ野郎と個人的に遊んでくださる奇跡のようなお友達には感謝の気持ちしかありません。
でもって、新たな出会いも諦めてませんよ~。
新たな扉を開くべく、今年は気になる場所にどんどん出かけようと思っています。
出会い目的のものではなくても、興味がある場所、趣味の場所に行くことで、同じようなことに興味を持つ新たな出会いがあるかもしれませんしね☆
とにもかくにも、昨年は家から出なさ過ぎた(笑)!
今年は無理なく、それでいて積極的に外出したいと思います。
ここまで読んでくださった方がいらっしゃったとすれば、とあるHSPのつぶやきにお付き合いくださりありがとうございました。
もしアナタもHSPで生きづらさを感じていらっしゃるのなら、少しでも楽に過ごせる定義を見つけちゃいましょう!
ともにより楽しい日々が、心穏やかに過ごせますように。
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ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 (SB文庫) [ エレーン・N.アーロン ]
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Thank you♡
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