どうも。自己啓発本が好きで、ちょくちょく読んでいるnaoです。
読むとやる気が出たり、これからの活動のヒントを得たり、自分自身を見つめなおすきっかけになったりと、良い効果がたくさんある自己啓発本ですが、実はワタシは自己啓発本を(ほぼ)買ったことがありません。
ではどうやって読むのかと言えば、図書館で借りて読んでいます。
居住地の図書館にないものは、リクエストして購入してもらうか他館から借り入れてもらいます。
今回は、その理由について考えてみました。
もしこの理由に納得できれば、あなたも本当に必要なものだけにお金を使うことができるかもしれません。
私が自己啓発本を買わない4つの理由
あなたは自己啓発本を購入して読んでいますか?私は購入しては読みません。
ざっと説明するとこんな理由になります。
- 当たり外れがある
- 同じ事が書いている
- お金がかかる(笑)
- 図書館にある限りは何時でも読める
では1つずつ見て行きましょう。
理由1:当たりはずれがある
多くの自己啓発本、偉人の教えや成功者の教え、はたまた宗教的な教えなども、突き詰めていけば最終的には同じ事を言っています。
感謝の気持ちを持ち、周囲の人を大切にする。
中には「自分が良ければそれでいい」「自分が心地よく感じることだけをしよう」などというものもありますが、そんな内容の本は論外です。
では何が違うのかというと、その結論に向かってのアプローチや言葉づかい、表現の違い、具体例などです。
結論が同じであればどれを読んでも同じというわけではなく、同じ事を言われていてもスーッと心に入ってくるものと、何を言われているのかちょっとわかりづらいというものにわかれます。
私の場合、キラキラ女子を前面に押し出した「ゆるふわ~♡」「かわいいままでいい」などはイメージがわきにくく、「○○がこうなるから◇◇である」「脳機能的には……」などと書かれている方がスルッと納得できます。
反対に私の知人は硬い文章では何を言っているのかすんなり理解ができない、「ゆるっとふわっと」などの方がイメージがわきやすいと言っています。
料理本なら多少文体が合わなくても料理を作ることはできますが、合わない自己啓発本は残念ながら何の役にも立ちません。むしろストレスを感じるだけでしょう。
書店でサラッと目を通しただけでは、違和感に気づけないことも多いのです。
購入後、腰を据えて読みだしてから、「あ!好きな感じじゃない!」と失敗することも多いジャンルなので、私は自己啓発本はほとんど買わないのです。
理由2:同じ事が書いてある
前述のとおり、良書であればあるほど結論は同じです。仕事術なのか、お金に関してなのか、人間関係に関してなのかで細かな部分は違ってきますが、やはり結論や心構えなどは同じなのです。
ではなぜいくつもの自己啓発本を読むのかというと、結論までの過程を説明する中で新たな気づきを得たり、読むことによってモチベーションが上がるからです。
だとすれば1回読めば充分。図書館で本を借りて読めば事足りると感じているので、私は自己啓発本を買いません。
また、自己啓発本を読み進めるにあたって、ちょっとした違和感を感じるようになりました。
村上アシシ氏の「半年だけ働く。」を読んだ。
職業が異なるので当てはまらないところは飛ばし読みだけど良かった。
1番グッと来たのが最近漠然と考えていたことに関連していて以下の文言。
「2冊目3冊目の自己啓発本を出すつもりは毛頭ない」
だね。
自己啓発本難民にならずに…行動に移そう!
— nao.happy (@naohappy_ms) 2018年8月24日
同じ著者が何冊も自己啓発本を出版していることに関してです。
そもそも良書は結論が同じであるのに、その上同じ著書が書く自己啓発本の場合、結論までのアプローチや著者自身の考え方、具体例にもそう変化がありません。
お気に入りの著者がいるということは、理由1の「当たりはずれがある」には当てはまりませんが、理由2の「同じ内容である」に大きく当てはまってしまうのです。
それでも好きな著者の本は読めばモチベーションも上がりますし、結論は同じでもアプローチの過程での新たな気づきもあるでしょう。
でも、同じような内容の本を何冊も手元に置いておく必要はありません。場合によっては、ブログで同じような内容を読めたりもしますし、ブログの方が自由に表現しているので面白かったりもします。
反対に、ブログでは好き勝手なことを言っているから私自身が嫌いだと思っているヒトが、出版にあたりしおらしい文章を書いていたりするので、かなり読んでから「この人かっっ!(正直に言うと「お前かっっ」ですが)」とがっかりすることもあります(笑)。
最後は話が逸れましたが、同じ内容ばかりを手元に置く必要がないなので私は自己啓発本を買いません。
理由3:お金がかかる
1番の理由ではありませんが、自己啓発本を買い続けるとお金がかかるのは事実です。
しかも「ジャケ買い」ならぬ「タイトル買い」「キャッチコピー買い」のようなことをすれば、1カ月であっという間に3万円ほど飛んで行ってしまうでしょう。
私の性格の場合、正直お金が有り余っていても手元にずっと所持しておく必要がないもの、借りればすむものは買いません。そのため気になった本はまず図書館で借りて、本当に気に入ったもの、手元にないと使いづらいものは購入するというシステムに落ち着きました。
手元にないと使いづらいものとは自己啓発本ではない本もありますが、書き込み必須のワーク式の本であったり、風水旅行の本であったり、図書館戦争(小説)やイラストロジックの本(笑)などです。
実際に風水旅行の本は、一度図書館で借りてから良かったので同じものを購入しました。これで思い立った時に旅行の予定が立てられますし、旅行に持って行って活用することもできます。
図書戦は好きすぎていつなんどきでも何度でも読みたいので、一度図書館で全館借りて読んだ後に電子書籍を購入しました。
気になるものを片っ端から購入するのは気持ちがいいかもしれませんが、私にとってそれで理由1・2のような失敗をすると精神的ダメージが大きそうです。お金の使い方として、本当に要ると思ったものだけ購入することにしています。
因みに(あくまでも私にとっては)支払う時にちょっと鼻血が出そうなほどの市県民税を支払っているので、好きな本ぐらい買ってもらおうという気持ちもあります(笑)。
さらに私が本を買ってもらうことで、同じ事に興味を持っている方が図書館で借りて読めることになります。実際に私がリクエストをして買ってもらった本が、返却後に貸し出し中だとちょっとうれしいです。
著者は、できれば個人で1冊買ってよ~( ;∀;)と思うかもしれませんが。
理由4:図書館にある限りは何時でも読める
自己啓発本を読むのは好きだけど、同時に断捨離も進めている私。本を所持するということは、場所をとるということでもあります。
だったら図書館を「少し離れた書斎」だと思ってフル活用するほうが、スペース的にも良いと考えています。
ただでさえ自宅で仕事をしているので、気づけば3日間外出していなかったなどと引きこもりがち。図書館に出掛けるということは、外出のきっかけにもなっています。
前述のとおり手元に置いてしょっちゅう読みたい本は購入するので、図書館で借りて読む本は一度読めれば満足する本。もしくは、たまに読みたくなる本です。
半年後、一年後にもう一度読みたくなれば、また借りればいいのです。その間は無料で保管してもらえるなんて、とても素晴らしいシステム♡
なので私は自己啓発本を買いません。
自己啓発本を買わないデメリットもある
当然ながら、自己啓発本を購入しないデメリットもあります。
- 順番が回ってこない
- 書き込みができない
- 返却期限がきまっている
この点に、私がどのように折り合いを付けているのかをご紹介しましょう。
気になる本は即リクエスト!
図書館利用の一番のデメリットは、順番待ちが生じるということです。特に自己啓発本などは、購入せずに図書館利用をする人が多い(と感じる)ので、予約した段階で10人待ちなんてことも!
私の住む町は小さな町なので、話題の小説などは2~3冊用意してくれることもありますが、10人待ち程度なら1冊しか用意してもらえません。予約者数が多ければ、1人あたりの貸出期間は短縮されますが。
どうしても早く読みたい場合は購入するしかありません。
そこで、常日頃から「気になった自己啓発本は即リクエスト」を心がけています。
気になる本を見つけるタイミングは、ブログ・SNS・新聞などがあると思います。その瞬間、スマホで図書館の蔵書をネット検索。あればオンライン予約を、なければ図書館に行ったときにリクエストします。
発売後すぐのものなどは図書館に入っていないことが多いので、たいてい待ち人おらずの1番目で予約をすることができ、待ち時間も少なくて済みます。
書き込みたければノートを準備!
自己啓発本を読んで気づきがあれば、線を引いたり付箋をつけたりすることもあると思います。でも、図書館で借りた本は当然ながらそのようなことはできません。
本は書き込みをしながら読みたいという人にとっては、図書館で本を借りることはデメリットになるでしょう。
私の場合、どうしても覚えておきたいフレーズがあれば写メをとる、ノートに書きだすなどで対応しています。
ただし自分の考えをまとめなければいけないような書きだしワークがある場合は、じっくりと取り組みたいので購入することが多いです。(といってもまだ2冊程度ですが)
締め切りがあるからこそ読める?
当然ながら図書館の本には返却期限があります。
でもいますよね、返さない人。昨年の10月に待ち人2人目で予約した自己啓発本が、とうとう回ってきませんでした。(一生周ってこなさそうだし、熱も冷めたので先日キャンセルしました)
どの本でも借りたものは返さなければいけませんが、特に自己啓発本を返さないって、ものすごくシュール。
と、話はそれましたが、図書館で本を借りるデメリットのひとつに返却期限が挙げられます。
でも裏を返せば、本当に読みたければ期限までに読むので、メリットといえばメリットです。もし購入した本であれば、いつまで経っても読まないままになるかもしれません。
私にとって借りる方がメリットが大きい
自己啓発本を買うのではなく借りる理由を紹介しました。待ち時間が生じるなどの多少の不便はありますが、当たり外れがあっても、時間が無くて読めなくても、借りて読んだ本なら後悔することはありません。
それどころか、最初の5ページ読んだ段階で「合わない」と思えば、そのまま本を閉じることもできるのです。私の性格の場合、購入した本なら頑張って最後まで読んでしまうでしょう。(そして本から得られるものはなく、時間と労力を無駄にすることになります)
借りて読み、気に入ったものは買えばいい。
現在はこんな感じで落ち着ています。
でも昨日、そんな私が自己啓発本を購入しました。正確に言うとセルフコーチングの本です。自分で考えて答えを出すタイプのワーク形式の本なので、じっくりと取り組みたいと思い購入しました。
まだ書きだしワークはしておらず途中まで読んだだけですが、ワークに取り掛かるのが楽しみです。
買わない、買わないと言いましたが、自己啓発本は読むとワクワクしたりモチベーションが上がるので大好きです。
これからも気になった本を、沢山読んで、手元に残したいものは購入したいと思います。
昨日購入した本↓↓
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