メイクの仕上げに欠かせないフェイスパウダー。年齢を重ねた肌はツヤが命なのでフェイスパウダー不要という説もありますが、ペタッとした質感が苦手なため、私は必ずフェイスパウダーで仕上げています。
外出しない日は、色付き(もしくはルーセント)の日焼け止めの上にフェイスパウダーを軽くはたいてベースメイク完了ということも。
今日は、私が何度もリピートしている手づくりフェイスパウダーのレシピを紹介します!
手づくりフェイスパウダーレシピ
モニターで頂いたり、ごくたまに購入したりすることもありますが、基本的には10年以上自分でつくったフェイスパウダーを使用しています。その材料とレシピは以下の通りです!
手づくりフェイスパウダーの材料
- セリサイト……小さじ1
- マイカ……小さじ1/2
- コーンスターチ……小さじ1/2
- 二酸化チタン……マドラースプーン1
- レッドクレイ……少々
- 酸化鉄イエロー……少々
- 乳鉢・乳棒
- パウダー容器
マドラースプーンとは、コーヒーを購入した際にいただける使い捨てタイプの小さな小さなスプーンのことです。
これらの材料はネットで購入しました。私が使っている商品をご紹介したかったのですが、いかんせんモチが良く、リピートする前にすでに購入したお店がなくなっていたりしています(笑)。
また、公式サイトでの取り扱いが終了しており、ECサイトで定価の何倍もしている商品もあるため、ご自分のお好みのメーカーを選ばれると良いかと思います。
手づくりフェイスパウダー作り方
1:乳鉢にパウダー類を入れる
乳鉢にセリサイト、マイカ、コーンスターチ、二酸化チタンを入れて、乳棒でゴリゴリとすりつぶすようにしっかりと混ぜ合わせる。
2:レッドクレイと酸化鉄イエローを入れる
1にレッドクレイと酸化鉄イエローを加え、乳棒ですりつぶすようにしながらしっかりと混ぜます。レッドとイエローを混ぜることで、好みや自分の肌色に近い色味をつくりましょう。レッドクレイ、酸化鉄イエローは発色が良いので、ごくごく少量でOK。私はレッドクレイがマドラースプーン半分程度、酸化鉄イエローがマドラースプーン1杯程度で調節しています。
パウダーより先に乳鉢に色を入れて色をブレンドしてもいいのですが、量が少なすぎて乳鉢の底についてしまい結局はきれいに混ざらないと思います。そのため、先にパウダー類、あとから色を足す順番にしています。
全体を混ぜ合わせる時間が短いと、なんとなくキメが粗いパウダーにしがるような気がしていますが実際のところはわかりません(笑)。ただし、しっかりと混ぜないと色むらのある仕上がりになります。色の粒が残った状態でパウダーを肌に塗布すると、色鉛筆で線を引いたような色が肌に色が付くことがあるので要注意。
ひたすら乳鉢で混ぜ続けるのは暇だし疲れてくるしで大変なのですが、私は5~10分程度はゴリゴリ混ぜるようにしています。Youtubeとか見ながらでもいいと思いますが、よそ見するとパウダーがこぼれるのでご注意を(笑)!
3:好みで精油を加える
アロマテラピーを普段から生活に取り入れている方は、好みで精油を加えてもOK!精油を加えたらよくかき混ぜて、数日置くと良くなじみます。
フェイスパウダーは顔(お肌が敏感な部位)に直接塗布するということと、基材がパウダーであり完全に溶かせないため、使用量や作り方によっては肌に刺激を感じる可能性があります。そのため、アロマテラピー初心者の方は、アロマの使い方や自分にあった使用量がわかってからフェイスパウダーに活用されることをおすすめします。
4:パウダーケースに入れる
手持ちのパウダーケースに入れて完成です!
私は以前購入した市販のフェイスパウダーのケースを再利用しています。100均などでもフェイスパウダーのケースは手に入りますが、ケース、スポンジ共にやはり市販のフェイスパウダーが入っていたものの方が使いやすいです。
なので、今使っているケースがダメになったら、その時はケース目当てでまた市販品のフェイスパウダーを購入しようかな?と思っています。たまにディズニーコラボデザインなどもあるし♡
手づくりフェイスパウダーのメリット&デメリット
手づくりフェイスパウダーを10年以上使い続けている私が感じる、メリット&デメリットはこちら!
手づくりフェイスパウダーのメリット
メリットは何と言ってもコスパがいいということ。今、1回あたりの価格を計算しようと思ったのですが、いかんせん材料をそろえたのが大昔なので資料が手元に残っていません。最初は材料や道具をそろえる必要があるので初期費用が掛かりますが、長い目で見るとかなりコスパがいいです。
2つ目は、自分好みの質感に仕上げられること。ちなみに私はあまりこだわりがないので、色味に関しても「あ、今回はちょっと赤みが強かった」「今回は全体的に白っぽいな」なんてことがあっても、「ま、いっか」で済ませています。
でも、使用するパウダーの種類を変えたり、パウダーの分量を変えたり色味を変えたりすることは可能なので、自分好みの究極のフェイスパウダーづくりに挑戦できますよ!
3つ目は、惜しみなく使えること。1つ目のメリットと同じような感じになるのですが、とにかくコスパがいいので惜しみなく使用できます。また、材料さえ揃えて置けば、買い物に行く時間がないときになくなっても安心です。
手づくりフェイスパウダーのデメリット
私が思う手づくりフェイスパウダーの最大のデメリットは、つくるのがめんどくさいこと(笑)。材料さえそろっていれば、作り始めから仕上がりまで15~20分程度で済むのですがそれすらも面倒に感じることもあります。
また、色味を確認したいので、夜よりも昼の明るいうちに作りたいなと思うので、案外作れる時間が限られているかも。でも、色味を含めて使用する材料の分量をきっちりと決めておけば、夜でも作れます。
2つ目のデメリットは、仕上がりが毎回同じではないということ。私がマドラースプーンを使っているからかもしれませんが、わずかに「今回は赤い」「今回はちょっと黄色が多いかな?」という風に色味がちょっとずつ異なります。
少量が量れる計量スプーンがあれば毎回の品質が同じになり、なおかつ夜に作っても大丈夫かと思います。
手づくりフェイスパウダー!これから作ります(笑)
実は手づくりフェイスパウダーがなくなって早4日(笑)。ケースの底はもちろん、角の隅の隅まで使い果たして、パフにふくまれていたであろうパウダーまで使い果たしたのが今朝。
観念してこれから作ります。こんな風に、つい「つくるのめんどくさいな~」と思うところがデメリットではありますが、いざつくりはじめると楽しいですし、作り終えたときの達成感もあります。もちろん使用感も気に入っています。
今後も余程のことがない限り、自分でフェイスパウダーをつくり続けたいと思います。よし、つくろう(笑)。
↓↓ リニューアルしてパッケージが変わりましたが、私がケースを再利用しているパウダーはこちらです。