どうも。
データ入力が趣味のnaoです、こんにちは。
これを言うとよく驚かれるのですが、私はデータ入力が趣味です。
趣味と言うか……なんならストレス解消法のひとつになっています。
目で見た文字をリズムよくタイピングしていく心地よさ。
あまり脳を使う必要がないので、頭の中では別のことを考えたりもしています。
かつては入力するものが無かったので、無駄にCDについている歌詞カードを入力したりしていました(使い道ゼロ)。
最近も、何か入力したいな~と思っていところ、名刺入力という在宅ワークがあることを思い出しました。
どうせやるなら1時間あたりいくら稼げるのか、チャレンジしてみようと思い立ちました。
知りたい方も多いと思います。
私が1時間真剣に名刺入力に取り組んだ結果をごらんください!!!(笑)
私のタイピングスキルやスペック
1時間あたりの単価というか時給を発表する前に、私のタイピングスキルについて簡単に述べておこうと思います。
はっきりと「○○というシステムを使って●点」などと表記できればいいのですが、そのようなシステムを使ったのははるか遠く昔の事。
昔、派遣会社に登録する時にタイピングスキルチェックがあったのですが、その時の評価としては「早いですね」でした。
ただ私個人の意見としては、お仕事でPCを日常的に使っている方と同じくらいだと思っています。
名刺入力の単価や作業手順
さて。
名刺入力をしたことが無い方もいらっしゃると思うので、私が体験した名刺入力のやり方や単価をざっくりとご説明します。
名刺入力のやり方
名刺入力は、1枚の名刺を1人で入力するわけではありません。
だってそれだと個人情報ダダ漏れですもんね(;´∀`)
ということで、いくつかのパーツに分けられています。
会社名、役職、住所などは1人で全てを入力しますが、名前やメールアドレス、HPのURL、電話番号などはいくつかに分散されていて、入力する人もトータルではわからないようになっています。
例えば名前なら「山田」だけを入力することもありますし、「花子」だけを入力することもあります。
場合によっては「山」だけのことも。
アドレスも「@」以前と以降で分けられていたり、もっと短く分散されているものもあります。
電話番号は、「090」だけのこともあれば、「03-5」のこともあります。
もちろん「66」だけ……なんてことも。
(電話番号に関しては、会社などの公のものに限定してでしょうか?全て(全桁)表示されるものもあったと思います)
それに引き換え住所は「大阪府大阪市中央区大阪城1-1」(ちなみにこちらは大阪城の住所です)のように、基本的には1人で全て入力します。
さらにビル名やマンション名、部屋番号などが付くこともあります。
ただし郵便番号はそれだけで項目が分けられているので、郵便番号と住所を入力すれば「2項目」入力したとカウントされるようです。
ランダムに表示される画像を見て、その通りに入力していきます。
名刺入力の単価は……
次は、これから名刺入力を始めようと思う方が最も気になるであろう単価について。
ちなみに私はポイントサイトで名刺入力を行ったので、私がやったところを例にすると、1項目10ポイントとなります。
お金に変換する場合には、10P=1C(コイン)=0.1円となります。
要するに、100P=10C=1円なるので、お金にするには少なくとも10項目の入力が必要となります。
当然入力ミスがあると、ポイントはもらえません。
10項目入力で1円か……悪くない。
入力スピードが速い方ほどそう思うかもしれませんが……
甘い!(笑)
甘いですよ????フフフフフフフフフフ(不敵な笑み)
名刺入力1時間で稼いだ金額は32円!
結果的に、派遣会社の方に「入力早いですね」と言われた私が1時間で稼げた金額は………
32円
です(笑)。
本日の午前中に1時間ぶっ通しで入力してみました。(途中電話などで2度中断あり。その間はタイマーを停めて、用事が終了後すぐに再開しました)
因みに私は派遣会社から派遣されて、1時間1,100~1,200円でデータ入力の仕事をしていたことがあります。
さらにちょっと自慢すると、その部署では「入力のエース」的存在で扱われていました(すみません、自慢です。えぇ自慢です。しかも、あくまでもその部署内だけに限った話であって、特別なキーボードを使いこなすキーパンチャーではなかったことをここに白状します)
その程度にはタイピングできる私ですが、その時と比較すると時給が32分の1になっちゃったってワケですよねショボーン━━(´・ω・‘)━━。
もしかすると、こういった名刺入力のプロがいて、1時間1,100円ほど稼いでいる人もいるかもしれない!!!
ですが、私の時給は32円でした。
因みに入力数は354項目、正解数が325。
ミスが多いと思われるでしょうが……純然たる入力ミスだけかと言えばそうではなさそうです。
そのからくりは、この先を読んでいただければわかると思います。
名刺入力を体験してみて感じたこと
さて。
名刺入力を体験してみて、私が気づいたことや感じたことをまとめたいと思います。
どなたかの参考になれば幸いです。
何文字打っても1項目!
ここまで読んで賢明な方ならもうお気づきでしょう。
例えば数字を「03」を入力するだけでも、「愛知県海部郡飛島村大字飛島新田字竹之郷ヨタレ南ノ割」(これはネットで日本一長い住所と検索して出てきた住所です)と入力しても、同じ1項目に換算されます。
要するに「03」「博」「わ」「山」などと1文字だけ入力しても、「愛知県海部郡飛島村大字飛島新田字竹之郷ヨタレ南ノ割」と入力しても、単価は同じく0.1円。
03を10個ならあっという間ですが、「愛知県海部郡飛島村大字飛島新田字竹之郷ヨタレ南ノ割」(いいかげんしつこい?)のような住所を10回となると数字に比べて時間がかかります。
それでも日本語入力はまだマシだと私は思います。
例えば長ったらしい(失礼!)英語の社名や、メールアドレス、URLなどを延々と入力しても0.1円です。
正誤判定は自動的
この数日間はトレーニングと称して(?)、いくつかのサイトから名刺入力作業をやってみました。
その中のいずれかのサイトで見かけたのですが、正誤判定は自動判定だそうです。
複数人数が入力を行い、それによって正誤判定がなされているようです。
こういったシステムを採用されているということは、かなりの確率で正解が出るのでしょうが、中には「え?ほんと?」と思うことも無くはありません。
例えば一見「1」に見える数字もじっくり見てみると「4」だったりすることがあるじゃないですか?
これでも「1」の方が多ければ「1」が正解ということになりますよね。
(と、私は解釈しました)
もちろん入力項目ごとにルールは設けられていますが、そのルールをもってしても迷ってしまうようなものもあるわけで。
社名もロゴと相まってわかりにくいものや、どこからどこまで入力するかなどは個人の判断っぽい感じがしました。
なので、必死に入力して入力ミスがなかったとしても、正解数にカウントされなくて悲しくなることもありました。
入力項目は自分では選べない
名刺入力をスタートすると、ランダムに名刺の一部分の画像が表示されます。
住所のこともあれば、名前の一部や電話番号の一部(これはラッキー)のこともあります。
部署やメアド、URLの一部であることもあります。
「私は数字入力が得意だから、電話番号ばかりが良いな♡」と思っても、自分で項目を選ぶことはできません。
ただし、入力せずに飛ばすことはできるので、電話番号が出るまで根気よく飛ばし続けるという方法なら可能です。
仕事がない時もある
この数日間試してみて感じたのですが、土日祝などは仕事量が少ないようです。
「現在作業できるものがありません」(←だいたいこんな感じ)と表示されますが、タイミング次第でどんどん仕事が出てくるので、最初のページに戻って再開すれば、新たな仕事にありつけたりもします。
ただ、こんな日はすぐに仕事がなくなるので、効率が悪いといえば悪いです。
因みに本日は休み明けの平日ですが、午前中に1時間ガッツリ作業してみたところ、1度もお仕事が途切れることはありませんでした。
名刺入力を頑張りたいという方は、作業のタイミングをはかると良いかもしれません。
名刺入力に使えそうな裏ワザ?!
この数日間テスト的に作業をしてみて、そして本日1時間ガッツリ作業してみて、私が感じた「名刺入力に使えそうな裏ワザ」をまとめてみたいと思います。
もしかしたら、慣れている方にとっては「あたりまえ」のことかもしれません。
苦手な文字は飛ばす!
しょっぱなから「ろくでなし」っぽくて申し訳ないのですが、苦手な文字は飛ばすのが一番です。
私の場合、短くても「英語」が苦手。
それなら、日本語の長ったらしい住所を打つ方が気が楽だしミスも少ないです(多分)。
例えば会社で使うアドレスにありがちな、日本語をローマ字(山田花子さんのアドレスだとして、「hanako_y」や「yamada_h」など)なら大丈夫なのですが、英単語になると自信がありません。
時間をかけて入力しても間違ってる可能性が高いし、パッと見だけで間違っているか合っているのかの判断ができないので、申し訳ないのですが長い英単語や社名は飛ばすことにしました。
日本語以外の住所は飛ばす
香港でしょうか?中国でしょうか?台湾でしょうか?
住所が漢字で打とうと思えば打てなくはないのですが、漢字がややこい&難しくて一発変換できないものもありました。
しかも、長い住所を打っていて、最後の最後の文字が出ないとなると……アァァァァァァァァァァァ~(発狂!)
なので、漢字だけど日本の住所じゃないものも飛ばしていました。
一目見てわからないものは飛ばす
これは、正誤判定のところでかいた例のアレです。
せっかくじっくり目を凝らして正しく入力したつもりでも、他の人がそのように入力していなければ誤判定される(と思う)からです。
たとえば社名なら、ロゴと社名が重なっていて、ヒトによってどこまで入力するかの判断が分かれそうなものや、手書きの日付で文字が汚すぎるもの(「,」なのか「.」なのか迷うもの)、住所の一部がかすれているものなど、無理して読んで入力すると時間はかかるし誤判定の可能性は高いしでガッカリします。
なので最終的には、一目見た状態で「誰が見てもこうでしょう!」と言うもの以外は飛ばすようになりました。
予測変換を活用
「株式会社」「統括本部」「本部長」などは、何度も何度も入力するので、早い段階で予測変換で出てきます。
これをさくっと利用すると便利です。
もし本格的に取り組みたいのなら、ご自宅のPCに「単語登録」をするという手もあります(笑)。
マウスを使わない
データ入力の基本だと思うのですが、キーボードから手を離すと極端に作業効率が落ちます。
カーソルを移動するときにはタブ(TAB)キーを使うことをおすすめします。
入力が終わるたびにマウスで「次のページへ」などをクリックしていると、かなり時間がかかるのでご注意を!
(システムによっては「エンター(ENTER)」キーを押すだけで次のページに進むこともあります)
ちょっと余談
入力スピードに自信がない方や、文字入力が極端に苦手な方は、電話番号などの数字が出てくるまで延々と飛ばし続けるという方法もあるのかもしれません。
私は「数字だけ狙い」をやっていないので、効率が良いかどうかわからないのですが、どうでしょうね~?
あんまり効率が良いとは言えないような……。
ただ、確実にミス判定は少ないと思います。
今度一度試してみましょうか。(ちょっと気になる)
実際に「数字だけ狙いを1時間」やってみたら結果をお伝えします!
名刺入力は副業にならない!
結論としては、お金を稼ぐ目的であれば「名刺入力」はナシだと思います。
私のように、「たまにデータ入力が無性にしたくなる」「意味もなく歌詞カードを入力し続ける」みたいな人にとっては、ゲームで暇つぶし感覚で良いのではないでしょうか?(順位が出るサイトもあるし)
もし私のかなり親しい人が「ちょっとおこづかいが欲しいから、在宅でできる名刺入力やってみようと思うの」って相談してきたら、全力で止めます(笑)。
多分お小遣いにもならないから。
1時間やっても、高級チロルも買えないぜ?(今ってちょっと良いチロルは40円くらいするよね?)
それならまだアンケートサイトの方がマシだと思います。
因みに今回私が利用したのは、ポイントサイトの名刺入力システムでしたが、在宅ワークでおなじみのクラウドワークスでも名刺入力作業者を募集しているようです。もちろん登録は無料です。
お仕事検索 → クラウドワークス
公式サイト上部の「仕事を探す」をクリックして、検索窓に「名刺」と打ち込むと出てきます。(2019.1.15現在)
こちらも1枚の名刺を分担して入力するようです。
日本語の名刺1枚あたりの単価は6円、所領時間の目安は2~3分とのこと。
もし2分で1枚分入力できれば時給180円、3分かかっても120円となりますね。
クラウドワークスなので私がやったポイントサイトより単価が良いのか、実際のところ2~3分で1枚の入力は無理なのかはわかりません。
詳細は該当ページでご覧くださいませ!
因みにクラウドワークスに関しては、名刺入力はしていませんが私も利用させてもらっています。
もし「おこづかい稼ぎ」なら、クラウドワークスを使うにしろ、名刺入力よりも簡単なアンケートなどの方が良いのではないでしょうか?
(私も参加しましたが、大学の研究に使うアンケートなどだと1時間程度で1,200円の案件もありました。めったにないけど(笑))
と言うことで、クライアントさんからの連絡待ちの時間を利用して(笑)、「名刺入力1時間でいくら稼げるの?」企画をやってみました。
また気が向けば「数字だけ入力」でどれだけ稼げるの?企画もやってみたいと思います(笑)。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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