久しぶりに「WEBライター」というお仕事についての記事です。
わたくし、ありがたいことに外でのお勤めを止めてWEBライターになって丸2年がすぎました。
2年たった今もこうやって、自宅で自分の思い通りにスケジュールが立てられる、なおかつ好きなお仕事ができていることに感謝感謝です。
今回は、ライティングをやる上でとても作業効率が上がる方法をシェアしたいと思います。
ポモドーロテクニックで作業にメリハリをつけよう!
ポモドーロテクニックという言葉を聞いたことがありますか?
作業の効率を高めるために、25分作業して5分休憩を繰り返す方法です。
25分を4回分(約2時間)作業した後は、15分ほどの少し長めの休憩を取るというテクニックです。
ちなみにポモドーロとはトマトのこと。
この方法を生み出した方が自宅にあったトマトの形のキッチンタイマーを使ったことがきっかけで、このようなネーミングになっています。
気になる方は、「ポモドーロテクニックとは」などでググってみてください!
WEBライティングにポモドーロテクニックってどうなの?
WEBライターにポモドーロテクニックは有効なのでしょうか?
執筆する文字数によって変わりそう
ひと口にWEBライターと言っても、執筆する文字数は大きく異なります。
ひと記事300文字程度のものもあれば、20,000文字を超えるものもあるでしょう。
ポモドーロテクニックは25分間の集中と5分間の休憩を繰り返します。
執筆速度にもよりますが、文字数によっては「執筆→見直し→手直し→提出」が35分程度となるものもあるでしょう。
そんな場合は25分で一旦切ってしまうやり方は、あまり効率が良いとは言えないかもしれません。
反対に文字数が多く執筆~提出までに数時間かかる場合は、ポモドーロテクニックは効果的なのではないでしょうか?
私が今担当している記事は10,000~20,000文字のものが多いので、とりあえず物は試しにポモドーロテクニックを取り入れてみることにしました。
ポモドーロテクニックにはアプリが便利
キッチンタイマーやスマホのタイマー機能を使ってもいいのですが、わざわざ設定時間を変えなければいけないのが非常に面倒。
25分→5分→25分→5分と、1時間で4回もタイマーを設定しなければなりません。
そこでスマホのアプリを使うことにしてみたのですが、執筆作業はPC、ポモドーロテクニックタイマーアプリはスマホとなると、タイマーがなるたびにスマホのロック画面を解除するのがもう面倒に……。
そこでおすすめなのが、PCでも使用できるポモドーロテクニック用のタイマー。
こちらはスマホ用もあるようですが、とりあえず私が使わせて戴ているPCのアドレスを貼っておきます。
出典:http://stopwatchtimer.yokochou.com/m/pomodoro.html
このようなタイマーになっているので、25分、15分、5分の時間をクリックしてから▶をクリックするだけ。
作業前に25分のボタンをクリック。時間が経つと音で知らせてくれます。
OKボタンを押して音を停止し、次は5分をクリックして休憩をすればOKです。
はじめる前の疑問
ちょうど近い時期に読んだ2冊の本のどちらにもポモドーロテクニックのことが紹介されていたので、「一丁取り入れてみるか」と思ったものの、WEBライティングに活用できるのか?という疑問が無いわけではありませんでした。
私が始める前にもった疑問はこちら
- 1時間あたり10分、7時間では70分以上(途中15分の休憩もあるので)もの休憩時間がもったいなくない?
- 気分がのっている時に中断すると、振り出しにもどっちゃわない?
- 休憩時間、なにをすればいいの?
大きくはこの3つの疑問でした。
でもやってみなければわからない!ということで、とりあえず一度やってみることにしました。
ポモドーロテクニックを活用した結果
かれこれ半月ほどポモドーロテクニックを活用してみました。
その結果を、さきほどの疑問点に応える形で発表したいと思います。
休憩時間はもったいなくなかった!
作業時間100分につき休憩時間30分。
これはなかなかの休憩時間です。
私の場合は朝8時ごろから仕事を始めるので、4セット繰り返して15分休憩、4セット繰り返して昼食休憩となります。
昼食が終わったら、また同様に繰り返します。
午後、仕事終了までの時間は、その日の執筆文字数によって異なります。
また執筆テーマによって書きやすいもの、書きにくいものが分かれるので厳密には測りきれませんが、結果的には休憩時間はもったいなくなかったです。
というのも、休憩をほとんどとらず(2時間で5分ほどの休憩)作業を続けるというこれまでのやり方と、25分ごとに休憩をとるポモドーロテクニックでは、執筆にかかる時間がさほど違わなかったからです。
何本か試した結果、休憩を増やしても終了時間があまり変わらないことがわかりました。
これには私自身おどろきました。
さらに気づいたのが、仕事が終わった後の疲労感がこれまでとは全く違っていました。
2時間作業、5分程度の休憩、2時間作業、ランチ、午後の作業……というふうに執筆していたころは、7時間ほどの仕事を終えるともうグッタリ。
趣味のブログ(このブログのことですね)を書く気力が残っていないことも多々ありました。
ところがポモドーロテクニックを使った場合、仕事を一本書き終えても、まだ何か書けそうな気すらしてくるのです。
体力的にも精神的にも、休憩をしっかりとるほうがかなり楽で、効率が上がるということが理解できました。
中断しても大丈夫でした!
私はたとえば文章の途中にタイマーがなったら、それこそその時点で中断します。
例えば、今書こうと
↑ここでタイマーがなったら、ここでやめます。
そして5分のタイマーをつけて、5分後に続きを始めます。
同じ文章を2度頭に思い浮かべなければいけないので、二度手間にならないかな?と心配していたのですが、これに関しては大丈夫でした。
むしろ、5分間の間に頭が勝手に考えて続けてくれるので(上の空状態でも考え続けている?)、よりよいアイデア(書く内容)がひらめいたりすることも多々ありました。
なので、タイマーがなったらパっと作業を中断しています。
休憩時間にしてよかったおすすめのコト
休憩時間はたったの5分。
その間何をすればいいのだろう?と考えました。
とりあえず日本人は座り過ぎらしいので、立ち上がることに決めました。
トイレに行ったり、階下にお茶を汲みにいったり、肩や首を回したり、軽くラジオ体操っぽい動きを再現してみたり。
これらの行動はかなり良かったようで、疲労感の軽減や休憩によるリフレッシュに一役買ってくれているようです。
そして、今ハマっているのが、その場足踏みです。
以前別の記事にも書いたと思うのですが、自宅で仕事をしている私はひどい日だと1日の歩数が1,000歩未満ということも。(一応歩数計はつけている)
座り過ぎに加え、足をうごかさなすぎであることもずっと気になっていました。
そこで、PCに好きなアーティストのライブDVDを入れておき、5分間の休憩時にはLIVE DVDを見ながらその場足踏みをすることにしました。
するとどうでしょうか!
1日の歩数が1,000歩未満から6,000歩越えに!
これはうれしい副産物(?)です。
しかも、大好きなアーティストのライブDVDなので、いやおうなしにテンションが上がります。
ヤル気も出るし、リフレッシュになるし、音楽が流れているのでその場足踏みのテンポも良くなる。
ハッキリ言って、いいことづくめ。
しかも、続きが見たいから25分間の作業に集中して、タイマーがなったら即休憩に突入する(笑)。
好きなアーティストの音楽やライブDVDを流しながらの運動は、心身共にかなりのリフレッシュに役立っています。
(心の面がかなり大きいかな?)
そのため、仕事が終わった後の疲労感をあまり感じることがありません。
仕事をする=ライブDVDが見られる という印象になっているので、仕事自体が楽しみになったりもします。
気休め程度かもしれませんが運動不足も解消されるし、かなりいいことづくめだと思います。
その他の良かった点
その他に感じたポモドーロテクニックを使って良かった点を見ていきましょう。
まずは、時間が区切られているので短時間で集中できる。
いくらタイマーがなったら文章の途中でも休憩に入るといっても、できるだけキリの良いところまでは仕上げたいと思うのが人の心←
そのため、あともう少しでタイマーがなっちゃうんじゃない?
なんて思うと、集中力がアップ!書くスピードもアップするってもんです。
もう一つは、「7時間頑張るのではなくとりあえず25分頑張る」でいいので、変な気負いが無くなります。
どうしても気分がのらない場合は最初の25分でやめればいいしぃ~なんて思っていると、気付けば16,000文字を書き上げていたりするものです。
この最初25分でやめず結果的に最後まで仕事を仕上げられるコツのひとつに、「休憩時間に好きなアーティストのライブDVDを見る」というものがあると思います(笑)。
私のようなミーハーさんには特におすすめの休憩時間の過ごし方です。
ポモドーロテクニックはWEBライターにもおすすめです!
文章の途中でやめたら集中力がとぎれるんじゃないか?
休憩時間がもったいないのではないか?
ということが気になって、今までポモドーロテクニックを活用できなかったWEBライターさんには、ぜひ一度ポモドーロテクニックをやってみてほしいです。
万が一自分の執筆スタイルに合わない場合は、元に戻せばいいだけです。
確かにその1本の仕事中は効率が落ちたかもしれませんが、それは大したデメリットではないでしょう。
それよりもポモドーロテクニックをやった方が良かった場合に得られるメリットの方が大きいと思います。
ポモドーロテクニックが気にあるライターのみなさん。
是非一度おためしあれ!
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