色々手放したけれど、あと一歩断捨離が進まないという方も多いのではないでしょうか?
実は私もその一人です。
「現時点でこれ以上捨てるものはない、でも、まだ部屋がすっきりしない」と悩みつつ、「まだまだ物を処分することで、部屋も気分も変えられるはずだ!」と思い、何度も「今日は断捨離をしよう」と意気込んでは、押し入れを開けては捨てるものが見つからずに閉じる日々(笑)。
今日は、私を含めた「断捨離が思うように進まない方」に向けて、こういった断捨離の進め方はどうでしょうか?という提案をしてみたいと思います。
そして、実際に私もやってみたいと思います。
あと一歩!というところまできているそこのあなた!
一緒に頑張りましょうヾ(*´∀`*)ノ
あと一歩の断捨離が進まない……
伝わりやすいので「断捨離」という言葉を使っていますが、私が物の処分に目覚めたきっかけは、カレンキングストンの「ガラクタ捨てれば自分が見える」という本がきっかけでした。カレンは西洋の風水師で、場を浄化するためには不用品を処分(ガラクタ処分)しなければならないと説いていました。(ざっくりした説明なので、是非本を読まれることをおすすめします!)
(参照記事 → 断捨離を実践した効果&200個以上捨てる秘訣も♪引き寄せの法則)
もう10年以上も前にカレンの本を読んで突き動かされたように不用品を処分し、それまで足の踏み場もなかった私の部屋は随分とすっきり生まれ変わりました。「片付けあるある」なのですが、私の部屋が変わっていくと同時に、家族たちもモノの処分に目覚め始めました。
モノの処分は1度で終わったわけではなく、定期的に持ち物を見直したり、その後流行った断捨離に感化されたり、コンマリさんの「ときめき」に感化されたりで、何度も何度も自分の持ち物を見直しています。
その結果……!!!
一目見てわかるガラクタ(不用品)が身の回りにはもうありません。
でも……
まだまだスッキリしないんです( ノД`)シクシク…
正直に申し上げますと、私がガラクタ処分(断捨離)を行う一番の目的は「運気アップ」です(笑)。しかも、人生を変えるほどの変化を期待しています。そのためには、少なくとも自分の中で「部屋が変わった!!!」と実感できなければならないようが気がしています。
もちろん、こまごまとしたガラクタを処分しただけでも「空気が変わったなぁ~」「雰囲気が明るくなったなぁ~」と感じることはあるのですが、日を追うごとに元に戻ってしまうような気がしていました。
やっぱりやるなら徹底的にやらなきゃダメか。と思い、断捨離ならぬ、持ち物の8割を処分する全捨離についての記事を読んでみたりしたものの、そこまでの勇気が出ず、また現実的ではないなと感じてしまいます。
こんな状態で、多分5年以上は足踏み状態です。
でも……やっぱり掃除で運気アップを実感したい!人生を大きく良い方へ動かしたい!という思いが最近また強くなり、もう一度ガラクタ処分(断捨離)について考え直してみることにしました。
と、ここまで書くと今運気が悪いみたいですが(笑)、10年以上前にカレンと出会ったおかげか、今でも幸せに暮らしています。昔の自分が「こうなったらいいなぁ……」と思ったことのいくつかも、きちんと叶っています。
それでも「まだまだ、もっと!」って、私って貪欲ですね(笑)。
断捨離をもう一歩前に進めるために
断捨離をもう一歩前に進めるために、どのような方法があるのでしょうか?ここ数日考えていて、とりあえず現時点で思いついたことをシェアしたいと思います。
捨てられない理由をピックアップする
ある程度ガラクタ処分(断捨離)を進めた方は、すでに「明らかな不用品」は処分しているはずです。明らかな不用品とは、今後絶対に使う予定がないもの、見ると嫌な気分になるもの、壊れているものなどなど。そして身の回りに残ったものは、自分にとって良い影響を与えるモノ、もしくは「一応」使う予定があるものなのではないでしょうか?
でも、「使う予定があるものは、当然処分しなくても良いので万事OK!断捨離完了!」とはならないから、私は悩んでいるんですよねぇ……。ということは、「必要なハズのモノだって、本当はいらないのでは?」と心が迷っていると言うことです。
そこで、「本当はいらないのでは?」と心が迷っているモノたちを何故捨てられないのか、捨てられない理由をピックアップしてみました。その結果、2つの理由がわかりました。
その1.存在そのものを忘れている
ひとつめの理由は、存在そのものを忘れていたことです。
断捨離を進めて、モノを手に取ると「今後も使うから必要」に分類されるものの、目に付かなければ存在そのものを忘れているものがあることに気づきました。存在を忘れているので、登場シーンはほぼありません。私の場合、衣類に多いようです。
その2.同じようなアイテムがたくさんある
ふたつめの理由は、同じようなアイテムがたくさんあることです。さらに細かく分類すると、消耗品と消耗品ではないものに分けることができます。消耗品なら文具類やハンドクリームなど、買ったりもらったりして多数あるのに使用頻度が少ないものなどが挙げられます。
消耗品ではないものは、例えばサイズ、形が似ているポーチ類、ホッチキスやハサミ、定規などのほぼ一生使えるアイテムなどがあります。
理由ごとの対処法を考える
モノが処分できない理由がわかれば、それぞれの理由ごとの対処法が考えられます。私の場合は以下の対処を行うことにしました。
引き出しごとに「何が入っているかゲーム」を開催する
目にすると「必要」、でも普段は「存在を忘れている」モノって、見てしまうとやっぱり捨てられないんです。でも、普段忘れているから使用する機会はほぼ0に等しいですよね。
そこで、モノを見て判断するのではなく、まず「覚えているかどうか」をテストすればいいのでは?と気づきました。一気にやると相当疲れるので(実は既にいくつかやりました)、1日1スペースなどゆっくりと進めると良いと思います。
1つずつ集中して使い切る
カラーペンなどの文具類や付箋、ハンドクリーム、ボディクリーム、リップクリームなど、購入した直後に友達からプレゼントで貰ったりしませんか?(笑)。実は私も偶然が偶然を呼び(?)購入品や、モニター品、お友達などからのプレゼント、商品を購入した際に貰うノベルティなどで、今ハンドクリーム、リップクリームが多数手元にあります。
どれもこれもうれしいし、ありがたいし、全部使い切りたいのですが、計画的に使わなければどれもこれも中途半端になってしまいそうです。また、せっかく私の手元に来たのだから、きちんと使い切りたいという気持ちもあります。
そこで、貰った順、消費期限が短そうな順に、1個ずつ集中して使い切る作戦を取っています。中にはこういったアイテムを一気に処分できる方もいらっしゃると思いますが、私は使い切って達成感を味わいたい派です(笑)。
同じアイテムで最高の1品だけを残す
ハサミ、定規、ホッチキスなど、1部屋に1つあれば充分なアイテム。でも、手元に複数あることも少なくありません。そんなときは、同じアイテムの中から1番気に入っているもの(使い勝手が良いだとかデザインが良いだとか、良い思い出であるなどでもOK)を手元に残し、その他は処分するか、別の部屋で使えそうなら部屋を移動するという方法があります。
どれも似たり寄ったりで選べない場合は、本来なら「お気に入りの一品」に買い替えると満足度がぐんと高まります。
実際に少しやってみました!
先日のお休みに、「引き出しごとに何が入っているかゲーム」を実際にやってみました。引き出しごとに入っているであろうモノを書き出していき、答え合わせをするのです。
私は全シーズンの衣類(インナー、服飾小物含む)を、6個のプラスチックケースに収納しています。アウター類、ルームウェア類、インナー類、外出着(トップス)、外出着(ボトムス)、バッグ類の6ケースです。
私は洋服を購入するのがあまり得意ではないので、持っている数は少ない方だと思います。コレっ!っと納得できる組合せを2~3組用意して、シーズン中ずっとその繰り返しでも全然かまいません(笑)。
いざやってみると、去年お出かけのために購入した洋服の存在をすっかり忘れ去っていました。ただこれは、今年も着る予定があった(このご時世で予定は中止)ので、記憶にしっかりと焼き付けて取っておくことにしました。そして、実際に忘れていたトップスで、これはもう必要ないなと思うものもあり、これらは潔く処分できました。
また、答え合わせをするときに、全ての衣類、バッグ、服飾小物をリストアップしておきました。それこそストッキングの数まで!これをスマホのメモ帳などに入れておけば、外出先でセールを見かけて家にあるのに購入し、ストックを増やすミスもありません。
私は冬になると「新しい手袋買っちゃおうかな~」と思いがちなのですが、デザイン的にもお気に入りの未使用の手袋が発掘されました(;´∀`) 普段からプラケースの中の目に付く場所にあるのですが、ちょっと景色化してしまっていたようです。
まだ衣類系しかできていませんが、このような感じで部屋全体をチェックしたいと思います。
部屋の雰囲気を一気に変える裏ワザ
ガラクタ処分(断捨離)をして部屋がすっきりしたはずなのに、雰囲気があまり変わらない……とお嘆きのあなた!その気持ち、よ~くわかります。なんていったって、私もそうですからね。
そんなあなたに、モノを処分することなく、現状のままで部屋の雰囲気を一気に変える裏ワザをお伝えします。これは、ある程度断捨離を進めて、部屋に物が少ない状態の方にしか使えないワザです。
その裏ワザとは……
部屋に出ているアイテムを、とりあえず押し入れ、戸だな、引き出しに収納する!以上!!!
ある程度断捨離が進んでいる方は、押し入れや棚の中、引き出しにスペースができているハズです。今、部屋に出しっぱなしにしているモノを、その開いたスペースに片付けるようにすると……あら不思議!部屋が一気にクリーンな空気感になるではありませんか!!!
毎日使う文具類も、仕事や書き物が終われば片付ける。
飾り棚に飾っていた、きれいでかわいいアイテムも、1つ残して他は一旦片付ける。
卓上カレンダーを片付けてみる。
とにかく、部屋に入った瞬間に目につくモノの数を減らせば、一気にスタイリッシュ(自分比)な部屋になること間違いなしです。
これは以前、「これ以上捨てるものがないのに、部屋がきれいに感じられない」と思っていた時にやってみて、かなりの効果が得られた方法です。簡単なので、一度やってみてください!
入った数だけ処分する
そしてもう一つ。
モノって知らず知らずのうちに増えちゃうんですよねぇ。人は生活するためにモノを購入します。入った数と出ていく数が同じであれば、モノが増えることはありません。でも、入った数が多ければ、当然ながらモノは増えてしまいます。
毎日こまごまとできれば良いのですが、それが現実的ではない方も多いでしょう。なので、買い物に出掛けたり、通販を利用したりして、ある程度まとまった数が一気に入ってきたときに、それと同数の処分できるモノを見つけるのです。
普段からこのように意識していれば、知らず知らずのうちにモノが増えることはありませんよ!
最後の坂が一番キツい!
山登りだって仕事だって、最後の坂や最後のヤマが一番キツくてツラいものですよね。ドリカムの「何度でも」でもあったように、10000万回やってダメでも、10001回目で何かが変わるかもしれない。
私たちのガラクタ処分(断捨離)も、あと1回で見違えるような効果が表れるかもしれない・:*:・(●´Д`●)ウトーリ・:*:・
と、邪(ヨコシマ)な期待(運気アップ、しかも人生を変えるほどの運気アップ……( ̄ー ̄)ニヤリ)を込めながら、コツコツと頑張っていこうと思います。
最近目にした断捨離が進む言葉の一つに、「死蔵品は邪気を放つ」(そして住む人の運気を下げる)と、モノにとって良い順番は、「使い切って処分」→「ある程度使って処分」→「使われずに新品のまま処分」→「使われず処分もされない」と言うものがあります。
そうそう、全捨離を提唱している方の話によると、モノは1ヶ月間触れられないと邪気を放つのだとか。これを聴いて、1ヶ月使わないものを処分することはできないけれど、せめて1ヶ月以上忘れっぱなしにならないようにしようと決意しました。
いずれも以前にも聴いたことがあったのですが、最近すっかり忘れていました。使わないのに眠らせておく品が無いように、所持品のチェックを行いたいと思います!