引き寄せの法則を使って願いを叶えるためには、執着は手放さなければいけないと言われています。
実際に私もこの記事で書いように、お金への執着を手放したとたんお給料がぐんぐんアップしたという経験をしています。
でも、でもね。
時々「願いに執着しすぎてる!」と言われることがあって、それについてなんとなく納得できないというかもやもやする気持ちがあったんです。
今回はそのことについてきちんと考えてみました。
ゴールデンウィークで時間もあるしね。(というか休みは私次第なのでGW関係ないか……)
「執着は重いよ?それじゃ叶わないよ」と言われた
え~。
このブログをご覧いただいたことがある人ならご存知でしょうが(そんな奇特な方はいらっしゃるのだろうか?)、昨年あたりから美活熱や自己啓発熱がぐんぐんアップしてまして、ついには楽しいのに眉毛がはげるという現象が起こった私。
美活や自己啓発は10年以上前から興味があってその時々で取り組んではいたのですが、気づけば忘れているという状態の繰り返しでした。
ところがこの1年程は熱が下がることなく、ず~っとモチベーションを維持できている状態。
その割には思うような結果が出なくて、頭の中は「どんな服が似合うのか?」、「どうすればスタイルが良くなるのか」、「どうしたら肌がきれいになれるのか」、「どうすれば理想の私になれるのか」などを文字通り四六時中考えているいる状態。
どのくらいかって言えば、夢の中でも「髪色変えたほうがいい?」って相談してたくらい笑。
そんな時に言われた言葉が
「執着は重いよ?それじゃ願いは叶わない。叶っていないという現実だけを引き寄せる。もっといい気分でいなきゃ!」
でした。
確かに夢にまで見ている私を見ると、親切な人ならこうアドバイスしたくなるのでしょう。
ただ、その言葉が言わんとすることはよくわかるのですが、なんとなく納得できなくて、なぜ納得できないのかを考えてみたら「これは執着なの?頑張りじゃないの?」って結論に達したのです。
執着と頑張りの違いについて
執着と頑張りの違いって何さ?!
疑問に思ったら、まずはグーグル先生だ!
ってことで、執着と頑張りの違いを検索してみました。
いくつか読んだ中で、なるほど~!って思ったのが以下のような内容。
執着とはネガティブな感情が伴うもの
執着とは、その対象について考えた時に重たい気持ちになったり、暗い気持ちになったりと、ネガティブな感情が伴うものなのだそう。
ということは……
例えば手に入れたいもののことを考えた時に、焦り、苦しみ、嫉妬、怒りなどの感情を伴うってことですよね。
ふむふむ。
頑張りとは思った時にワクワクするもの
もう一方の頑張りについて。
実は、頑張りという言葉では検索できず、執着の反対語として「好き」と表現されていたのですが、多分こういうことだと思います。
頑張りとはその対象について考えた時に、ワクワクしたり、嬉しくなったり、楽しくなったりするもの。
ということは……
例えば手に入れたいもののことを考えた時に、手に入ったところを想像してワクワクと嬉しくなったり、楽しくなったりする気持ちが伴うってことですよね。
ふむふむ。
ってことは……
やっぱり執着じゃなくて頑張りでした♡
やっぱ私のって執着じゃなくて頑張りじゃん!!←
と思ったわけです。
人からは執着に見えちゃうかもしれないけれど、私の中でまさか手に入れられないとは思ってもいないし(←大きく出たね?)、ましてやそのことについて考えた時にネガティブな感情が伴うこともない。
叶った時のワクワクや、なぜまだそこに到達していないのかということを本気で不思議にすら感じている状態なんです。
(経験上、この感覚が来ればあと少しで叶う)
あ、ちなみにお友達にこんな話を四六時中聞かせていませんよ。さすがにそれは迷惑だと思うので(;´∀`)
いつも私に愛ある釘を刺してくれる身内に言われたんです。
あ、ちなみにネガティブな感情を伴う正真正銘の執着を持っているのなら、それは何とかしたほうがいいと思います。
もう一度その対象を本当に手に入れたいのかどうかを考え直す必要があるかも。
ネガティブな感情が伴う対象は、その対象に価値を見出しているのではなく、その対象を手にいれたワタシに価値を見出してる可能性があるような気がするんです。
それって、本当にその対象に価値を感じて手に入れたいわけじゃないですよね。
羨ましがられるワタシ、称賛されるワタシ、褒められるワタシが欲しいだけなので、ネガティブな感情が伴う執着になっているのかもしれませんよ。
執着と頑張りを間違えてはいけない!
と、いうことで……
この「執着と頑張り」の違いが明確になって、私のもやもやが晴れてきた気がします。
というのも、行動を起こすことに対して、またどうすれば願いに一歩でも近づくことができるのかを考えることについて「執着は重い」、「それじゃ叶わない」って言われることにずっと違和感を感じていたから。
ここからは、あくまでも私の認識なんですが、
「いつもふんわりゆるふわ~しあわせ~な気持ちでいれば、行動しなくても幸せになれる~♡」
ってちょっと違和感があるんですもの。
もちろん、このやり方が合ってる人もいるかもしれない。
でも、じゃあ、じゃあさ。
執着はダメだから願った後は一切の行動を起こさずに、願う前と同じ生活を続けていたとしたら……
現状と変わる可能性の方が少なくないですか?
確かにネガティブな気持ちで起こす行動は、願いを引き寄せるどころか遠ざけてしまいそうだけど、ワクワクしながら頑張る気持ちは執着ではなく変化であり、行動を起こすことで新しいステージに向かうことができるんじゃないかって思うんです。
想う→ワクワクする→楽しくなる→早くそうなるための行動をしてみたくなる→どうすればいいのか必死に考えて頑張ってみる→現状が変わる→新しいステージへ☆☆☆
っていうイメージです。
きっとその過程で想像よりも素晴らしい出会いやサポートに恵まれて、それこそが引き寄せなんじゃないでしょうか。
と、こんな風なことを、私が良く拝見しているブログの著者ワタナベ薫さんもおっしゃっていた。
最初の行動をした時に、
いろんな意味でエネルギーが回り始め、
奇跡?と呼べるような引き寄せが起きます。
人脈が繋がったり、いい話が飛び込んできたり、
お金が入ってきたり・・・
これが本当の意味での引き寄せになります。
考えるだけでも、思考のエネルギーが
ありますから、ある程度、巷で言われているよな
奇跡的な引き寄せはおきますが、
しかし、大きな成果を得たいなら
行動し続けるしかないのです。
なんでもかんでも「執着は重いから」って言って、変わることを恐れて自分がやりたくないことは一切シャットアウトして穏やかな心でいられることだけを許容してふんわりふわふわでは、やっぱり生活も現状も変わらないと思うんです。
多分周りから執着に見えている私の現状は、数行上で書いた
どうすればいいのか必死に考えて頑張ってみる
のまっ最中だと思うんです。
そして、思ったような結果が出ないって言ったけれど、それでも1年前の私と比べれば随分変わってるのかもしれない。
そして、なぜまだ到達しないのか?って不思議なくらいの感覚までくることができたのも、やっぱり考えたり行動したりと頑張ったからだと思うんです。
でもって、この頑張りはやりたくてやってることだから、思うような結果に直結しなくても全然苦ではなく、もっと他の方法を!と楽しみながら新たな方法を模索することができるんです。
自分の変化ってらせん階段を登るようなものだから、場所が変わらず同じところをぐるぐる回ってるような気がするけれど、遠くから見てみればきっと確実に上に登ってるんですよね。
だから思うんです。やっぱり、行動は必要だと。
そして、執着と頑張りを勘違いして、まったく行動しないと願いが叶う速度は遅くなるんだと。
自分への戒めの言葉にしますが、「執着」を行動を起こさない理由にしちゃいけませんね。
ただ、反省点もあり。
周りに執着してるように見えるような印象を与えるのは良くないですよね。
そこは以後気をつけようと思います、はい。
楽しみながら頑張りたい!
ということで、改めてじっくり考えてみて、これまで感じていた違和感の理由、そして頑張りつづけていいのかどうかが明確になってスッキリしました。
気付けば今年も5カ月目に突入。
来月末には今年も1/2終わってるなんて信じられる?
私はちょっと信じられない……。
でも、「今」を大切にしながら、楽しみながら頑張りたい。
頑張ることが楽しいから。
いつか自分でも実感できるくらいの高さまで、らせん階段を上り続けたいと思います。
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