自宅でデスクワークをしているので、どうしても運動不足になりがちです。
お勤めでのデスクワークなら、家を出て会社につくまでに距離の差はあれど歩くことも、階段を上り下りすることもあるでしょう。
自宅だと、トイレに立つ、ご飯を食べに階下に降りる、飲み物の準備をする、などで移動することはありますが、豪邸ではないのでその距離は知れています。
少しでも運動になれば……ということで、スタンディングデスクを自作(?)してみました。
スタンディングデスクを自作した
スタンディングデスクを自作したと言っても、その実、家にあるものをただただ机の上に積み重ねただけです。
因みにスタンディングデスクを使用するまでは、バランスボールをワークチェアにしていました。
その模様は過去記事に詳しく書いていますので、興味がある方はぜひご覧ください。
→ バランスボールを椅子にして1年!感想とダイエット効果について
ワーキングチェアを自作した理由
バランスボールを椅子として使っていたのですが、だんだんスタンディングデスクが気になり始めました。
そこで、さくっと検索。
私がお気に入りの「すのこベッド」でおなじみのタンスのゲンさんからも良さげな商品が出ています。
(ちなみにすのこベッドについてはこちらの記事をご覧ください)
例えばこちら!
幅が120cmと広めで、快適に使用できそうです。足置きがついているのも良いですね。
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そしてこちら!
幅は70cmとなりますが、立っても座っても使える昇降デスクというところが素晴らしい!
いずれもスタンディングデスクとしてはコスパも良さそうです。
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と、このように最初は購入することを考えていたのですが、部屋が狭いので今あるワークデスクとの2台置きは厳しい。
そこで次に注目したのが、パソコンスタンドでした。
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伸縮型であれば使わないときは折りたたんで収納できるものも多いし、普段使用しているワークデスクの上に設置することで、スタンディングデスクと同じような高さにすることも可能。
いくつかの商品をチェックしましたが、実際にデスクの上に置いてスタンディングデスクとして使用している実用例を提示している商品もありました。
ふむふむ。
これならスタンディングデスクと比べて価格もグンと下がるし、ベッドやソファ、床座りなどでも活用できそうで用途が広い!
と思いました。
が!!!!!
口コミを見ていると、「タイピングでぐらぐらする」という声がちらほら。
マウスの使用がメインの方やネット検索が中心なら良いが、タイピングが多い人には向かない。画面が揺れるので酔うというコメントもありました。
う~ん。
私はスタンディングでPCを使用する場合、用途の90%がタイピングなのでこれはダメだ。
ただ、パソコンスタンドが使えるなら、家にあるちょうどよさげな高さの台をワークデスクに乗せればいいのでは?と気づいてしまいました(笑)。
この際、見た目は度外視です!
ということで、つくってみたのがこちらです。
アイロン台を活用したスタンディングデスク
写真ではわかりにくいですが、バランスボールを椅子にする前はこんな感じ。
ワークデスクは横幅が広めで、ざっくり測ってみたところ120cm程度のようです。
天面がガラスなので、傷がつかないように適当な布を敷き……
その上にアイロン台を設置。
最初はその上にノートパソコンを置いたのですが、使ってみると低かったので、家にあった同じ種類のタッパーを3つ土台にしました。
結果的にはタッパーを置いたことで、パソコンの熱を逃がす役割を果たせるため良かったと思います(笑)。
タッパーの上に、ノートパソコンを置くとこんな感じ。
アイロン台は横幅が広いので、愛用の大判マウスパッドも楽々設置可能です。
因みに3度はリピートしているマウスパッド(by ダイソー)についてはこちら↓↓
→ ダイソーのマウスパッドがプチプラ&使いやすくておすすめ♪
力強くタイピングしても、ぐらぐらすることもなく快適です。
自作スタンディングデスクを使ってみてわかったこと
自作スタンディングデスクを使ってみてわかったことを少々。
ノートパソコンはちょっと高めが良い
自分の身長に対して最適なスタンディングデスクの高さを計算できるサイト(ページ)があったので、利用させていただきました。
そこで導き出された高さと、ワークデスク+敷物+アイロン台の高さがビンゴだったのですが、実際に使ってみると画面が少し低く感じて、首に違和感を覚えました。
特に私はうつむく姿勢に弱く、首に違和感→気持ち悪くなる というコースをたどってしまいます。
そこで、高さが5cmのタッパーをセッティングするとちょうどでした。
私が思うに、デスクトップなら画面が高いので、サイトで導き出した高さでよかったと思うのですが、ノートパソコンは画面が低いので少し高めのデスクの方が良いのだと思います。
私は、サイトで導き出したデスクの高さ+5cm(タッパー分)がジャストでした。
因みに上記サイトでは、デスクトップのキーボードを使用する場合は5cm低めが良いとされています。
これは、キーボードの厚みを考慮してのことだそうです。詳しくは、上記サイトをチェックしてみてください!
マウスパッド置き場は必須
最初、パソコンと同じサイズの台があれば良いと考えていたのですが………
そう、私はマウス利用者でした!
たまたま幅にゆとりがあるアイロン台を採用したのでマウスパッドを設置することができたのですが、これから台を購入しようと考えられる方はマウスパッド分の設置場所も考慮したサイズ選びがおすすめです。
マウスを使わない方なら問題なしですが。
因みに、使い始めて1~2時間程度は、マウスパッドとキーボードの高さが違うことに違和感があったのですが、比較的早めに気にならなくなりました。
今でもスタンディング、座って(このときはマウスとキーボードの高さが一緒になる)、の両方でパソコンを使用していますが、マウスパットの高さが異なることは全く気になりません。
しっかりした台がおすすめ
スタンディングデスクを自作するために、ワークデスクの上になんらかの台を設置すると思うのですが、その大はできるだけグラつきのないしっかりとした台がおすすめです。
タイピングをしてもぐらつかず、多少手が当たったくらいでは落ちないものがおすすめ。
可能であれば、熱を逃がす素材ならなお良しです!
私がタッパーを使用しているように、高さが合わない場合はパソコンの下になにかを噛ませることで調節可能。
熱を逃すために、ミンティアケースを挟む方もいらっしゃるようですね。
自作スタンディングデスクのメリット
自作スタンディングデスクをつくって、使い始めてから感じたメリットをまとめておきます!
スタンディングデスクがタダでできた!
私は家にあるものを使用したので、スタンディングデスクがタダでできたことは大きなメリットです。
実際にところ、スタンディングデスクって一種の賭けだと思うんですよ。
本当に使い続けるのか、嫌になってチェアーに戻るのかは、使ってみなきゃわからないですよね。
もし使わなかった場合、デスクは場所を取るし、処分するのも手間とお金がかかりそうだし。
家にあるものでつくれば、費用はタダだし使わなかったときのダメージもありません。
すぐに元に戻せる
あくまでも私自身の感覚ですが、スタンディングデスクを1日中使うのは厳しいという結論に至りました。
初日から4~5時間は使うことができたのですが、夕方近くになるとやっぱり座りたくなります。
そのため私は、午前中の4時間前後はスタンディングスタイルで一気に仕事を進め、昼食(当然座る)を摂りながら足を休め、午後一はスタンディングスタイルで仕事の続きを30~1時間。
だいたいそれで仕事が終わるので、その後のブログ執筆や調べものなどは座って作業をしています。
その時に、自作のスタンディングデスクなら、すぐに元の机に戻すことができます。
実際に使ってみて丸一日立ちっぱなしは疲れると感じたので、個人的にはスタンディングデスクを購入する場合でも昇降タイプがおすすめかな、と思います。高さ調節もできますしね。
運動量が増えたのでダイエット効果が得られるかも?!
これは、自作に限らずスタンディングデスクを使うことによるメリットなのですが、スタンディングデスクを使い始めてから運動量が増えました。
私はカロリスキャンをつけているのですが、ひどい時だと1日1,000歩未満。
ところが、スタンディングデスクを使用すると、資料の読み込みや、自分が作った文章の見直しを行う際に、足踏みをすることができるので、仕事の日は1日4,000歩は超えることができるようになりました。
同じ時間を仕事に費やしていて、3,000歩の差は大きい!
さらにソースは不明ですが、昔小耳に挟んだことがある情報では、1日4時間程度、週3日程度の立ち仕事でも、デスクワークの方に比べると1年間にして体重が2~3kg違ってくると言うではありませんか!
当時立ち仕事をしていた私は、「うそ~!まさか~!」と思っていたのですが、立ち仕事を辞めて自宅でデスクワークをするようになってから、あれよあれよという間に3kg太ったので、結構信ぴょう性がある情報なのでは?と思っています。
スタンディングデスクを使うことで、「立つ時間」も増え、タイピング以外の時には足踏みをすることで「運動量」もアップできるなら、もしかして痩せちゃうんじゃない?なんてニヤニヤしています。
足を組まない(組めない)
当たり前っちゃぁ、当たり前なのですが、立っているので足を組むことができません。
最近座っていると、つい足を組んでしまい、それが自分自身気になっていました。
また、片足だけ椅子の座面に乗せて半分あぐらをかくような姿勢をとってしまうこともあります。
これも直したいのですが、やっぱり楽なんでしょうね。
気付けば、片足をあげているか、足を組んでいます。
立っていると絶対にこのような姿勢はとれないので、それだけでも心にも体にも良いと思います。
スタンディングデスクのデメリット
私個人的には、スタンディングデスクのデメリットは感じていないのですが………。実際に使ってみて、デメリットになりうるかもしれないことも紹介してみます。
体力を使うことによる疲労感
単純問題として、座っているのと立っているのでは、立っているほうが疲れると思います。
そういった意味では、体力を使って疲労感が増すかもしれません。
また、立ちっぱなしなので、腰が痛くなることがあります。
じっとしたまま集中してタイピングをしていると、次に体を動かすときに「イデデデデ」みたいな。
ただこの腰痛は慢性的なものではなく、固まっていた体を動かす痛みだと思います。
私の場合、傷みを引きずることはありません。
足が痛くなる……かも?
立ちっぱなしなので、足が痛くなるかもしれません。
足の痛さは2~3種類あると思いますが、まず、靴を履かずに長時間立ち続けることによる足の裏の痛み。
これは、ネット上で見かけたデメリットです。
ただ、私の場合厚みのあるスリッパを愛用しているので、足の裏の痛みはありません。
参考画像があしました(笑)!
これは断捨離したときの写真なのですが、赤のボーダーのスリッパ、これを4足リピートしています(笑)。
あ、でも、厚みが写ってませんね。
かかとまでしっかりと足を包み込むような形状で、一番厚みのあるとこは3cm、薄い所でも2.5cmあります。
なので大丈夫です!
もうひとつの足の痛さは、立ちっぱなしによるダル痛さ。
私も初日から4時間立ちっぱなしで作業した時には感じました。
夜寝るときに、足がだるい~!痛い~!と思いましたが、立ち仕事も経験しているのでこの痛みは1日だけでした。
そしてもうひとつ。
足の古傷(?)などによる痛みが起こる可能性も否定できません。
私の場合、昔部活をしていた時に痛めた膝、そして短期間の間に長距離歩いた際に傷めたであろう股関節。
膝は今のところ全く痛くなっていないのですが、股関節がその日の調子によっては痛むことがあります。
ただ、2~3週間使用して、股関節が痛んだのはまだ2日あるかどうかかな?
今のところは特に問題に感じることはありません。
ただし、もともと何らかの事情で足や腰を傷めている方は、注意が必要かもしれません。
書き物をするスペースがない
デメリットと言うほどではないのですが、高さのあるスペースはパソコンとマウスパッドとマウスに占領されているので、書き物をするスペースがありません。
ワークデスクの上にはまだスペースがあるので、書き物をするときには腰をグッとかがめてデスクで書くことになります。
ま、ちょこちょこ書くくらいなら問題ありませんが。
もし、パソコンと書き物が程度の分量の方は、書き物をするスペースも必要かもしれません。
自作スタンディングデスクに満足!
使い始めて2~3週間。
初日から何の違和感もなく4時間程度使い続け、それ以降仕事がある日は4時間程度使用しています。
立っていれば、足を組むこともできないので想像以上に快適です。
確かにちょっと疲れるけれど、どちらかというと「心地よい疲労感」かなぁ。
椅子とスタンディングの併用ですが、これからも使い続けたいと思います!
【参照記事】
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