こんにちはnaoです。
職場や同僚の悪口や愚痴って、ついついこぼれがちですよね。
分かりますわかります。だって、私もフリーランスになる直前の職場の悪口や同僚の愚痴は、家族にかなりこぼしてましたもん。
そんな私が言うのもなんですが、職場や同僚の悪口を言うと自分が損しちゃうんです。
職場や同僚の悪口を「社外の友人などに」言わない方がいいたったひとつの理由をお伝えします。
因みに今回の議題(?)は、「社外の友人など」に言わない方がいい理由です。社内の人にも言わない方がいい理由はありますが、それはまた別の機会に。
職場や同僚の悪口・愚痴の内容は?
職場や同僚の悪口や愚痴を言わない方がいい理由を見る前に、まずは職場や同僚への悪口・愚痴にはどういったものがあるのかを見て行きましょう。
そんなことより「言わない方がいい理由を早くプリーズ!」と言う方は、お手数ですが画面をスクロールして下方へどうぞ!
会社の制度が最低!
会社の制度に対するものとしては、「有給休暇はカタチばかりのもので実際には取れない」「夏休みが短すぎる」「お正月休みは31~3日までしかない」といった悪口・愚痴があります。
(※有給が取れないことに関しては私も2社で経験したのですが、過去の慣例を変えて退職前に全部取得しました!)
またこれは私は言ったことがないのですが「給料が安い」という悪口をいう人もいますよね。
(決して私が高給取りだったわけではなく、給料に納得して働いているので言わないだけです)
上司が使えない!
この悪口も私は言ったことがありますが、「上司が使えない!」というもの。
実際に当時の私の上司はその職場で唯一の社員であったにもかかわらず(もちろんお給料も違う)、「クレーム処理の電話をかけるのがイヤだからパートさん(私たち)にお願いしよう」「パートさんが接客していたお客さんだけど、今ゴミ捨てに行っていないから私が顧客カード貰っちゃおう!」という人でした。
因みに顧客カードは月ごとにノルマがあるのですが、その上司とパートでは出勤日数が倍ほど異なるのに、ノルマはほぼ同数でした。(店ごとのノルマは本社から決められますが、職場内でのノルマの数を決めるのはその上司)
このように、本当に使えない上司(とワタシは思っている)であっても、やっぱり上司の悪口・愚痴は友達などに言いふらさない方がいいのです。
同僚が仕事できない・人柄が最低など
同僚についての悪口も言った覚えがあります。私、悪口と愚痴ばっかり言ってますね汗。
私が悪口を言った同僚の場合は、彼女が原因で仕事を辞める人が複数人出るほどの、多数の人が認める人格が最低な人でした。
それでもやっぱり、社外の友達には同僚の悪口を言わない方がいいのです。
部下が仕事しない!
部下が「サボってばっかりで仕事しない」「部下が使えない!」「尻ぬぐいばっかりで自分の仕事が手につかない」など。
分かりますわかります。ほんっと迷惑ですよね。
部下と言えば世代も違うので、「何考えてんの?」って思っちゃうこともわかりますよ~!
まとめると!
まとめると、普段職場や同僚の悪口や愚痴を言う人は、だいたいこんな感じの内容なのではないでしょうか?
会社のシステム・上司・同僚・部下。
因みに例に出した愚痴の一部は、フリーランスになる直前に私が働いていた職場のリアルな悪口です(笑)。パートなので部下はいませんでしたが。
職場や同僚の悪口・愚痴を言わない方がいい理由
なぜ職場や同僚の悪口を、周囲の友達などに言わない方がいいのでしょうか?
それは、「あなたも同じレベルの人と思われる」からです。
会社や同僚に愚痴がある人は、先ほどの例に挙げたようなことをリアルに体験した経験があると思います。前述のとおり、実際に私も体験しているので、あなたがウソを言っているとは思いません。
「役職手当」をもらっているのにパートに仕事を丸投げする、正月期間は早く帰りたいからシフト操作をして自分だけ全て早番にする、仕事は「社員もパートも関係ないから!」と責任を押し付けるのに、「掃除はパートの仕事」として一切手伝わないなど。私の愚痴になりますが(笑)、実際にこんな上司もいるのですからもっとひどい上司もいるのは事実でしょう。
でも、結局そこで働き続けているということは「あなたも同じレベル」だという何よりの証明と受け取られても仕方ありません。
だからやっぱり周囲の人(友達)に会社の悪口や愚痴は言わない方がいいのです。
同じレベルの人と思われる理由
周囲の友人などに職場や同僚の悪口・愚痴を言うことで、どうして同じレベルの人というレッテルを貼られてしまうのでしょうか。
その会社にその同僚と共に採用されているから!
たとえどれだけ自分が優秀な人で、どれだけ周囲の尻拭いをしているかを熱く語ったところで、周囲の友達はあなたの仕事ぶりを直接見ているわけではありません。
客観的な事実として、あなたが悪口を言っているその会社から選ばれていますし、悪口を言っている同僚とともに採用されているからです。
実際に私たちも前述の「人格が最低な人」の悪口や愚痴を職場内で言いあっていましたが、最終的には「でも私たちも同じ人に選ばれて合格しちゃったから同レベルなんだろうね」というオチで笑っていました。
(結局私がその職場を辞めた一番の理由は「最低な人格の同僚と同じレベルだと思われたくない」という理由でした)
その会社を志望したのは自分自身!
たとえ不本意であったとしても、その会社の試験を受けたのは自分自身です。試験も受けてないし、働くとも言っていないのに、気づいたらその職場で働いていたなんてことはありません。
「本当はこんな会社受けたくなかった!」と言えば言うほど「あぁ、この人は自分が希望するレベルの会社には採用されなかったんだな」と思われるのがオチです。
結局そこで働いちゃってる!
働き始めてから、「思っていた職場と違った」「人間関係が悪すぎる」という場合もあると思います。でも、そう思いながらも対策を取らずにその状況のまま働き続けているのはほかならぬ自分自身です。
守るべきものがあり、簡単に仕事を辞められないという事情もあるでしょう。すぐに辞めればいいというものではないこともわかります。
でも現状を変えようともせず結局そこで働いているということは、悪口や愚痴を言いながらも「その場が心地よい」「その場になじんでいる」=同レベルだと思われかねません。
職場や同僚の悪口・愚痴を言いたくなったら?
とは言っても、非常識な会社のシステム、責任感ゼロの上司、無神経な同僚……この人たちの愚痴や悪口を言いたくなることもあるでしょう。そこで思い余って、友達に職場の悪口や愚痴をこぼすこともあると思います。
初めての内容で1度だけならいいのですが、同じ愚痴を何度も聞かされる方もたまったもんじゃありません。
【参考記事】友達が愚痴ばかり!もううんざり…疲れた…聞きたくないあなたへ
そのうち愚痴を言う相手に対してのイライラが募り、表面上は話を合わせて慰めてくれていたとしても、「結局同じレベルでしょ?」「何年も同じ愚痴を言うくらいなら辞めればいいのに」と思われる可能性も高くなります。
(会社や同僚の悪口の内容にもよりますが、私ならそう思います)
そこで、職場の悪口や愚痴を言いたくなった時の対処法を考えてみましょう。
新しい職場を探す
もっともおすすめの方法が、新しい職場を探すことです。もし、「自分は優秀なのに会社や上司・同僚が使えない!」と本心から思っているのなら、本来の実力を評価してくれる会社が見つかるはずです。
しかも、今の会社で力を持て余しているのなら、今よりもよい条件の職場になるはずです。本当に自信があるのなら、いつまでも使えない会社・上司・同僚と同じ職場でくすぶっていないでチャレンジするのも一つの手です。
悪口を言いたくなる状況を変えるべく努力する
あくまでも私が経験した愚痴を聞かされた例なのですが、職場の同僚を「最低」「レベルが低い」「あいつムカツク」などと散々こき下ろしておきながら、その相手と顔を合わせれば話はするし、相手の機嫌を損ねないように接している人がいました。
それは良い言い方をすれば「大人の対応」なのかもしれませんが、それで自分がすり減っていれば元も子もありません。
この例の場合、別に言葉を交わさなくても業務に支障がない相手みたいだったので、できるだけ顔を合わさないようにするとか、話しかけられても一言しか返さないと決めるなどすれば接点を減らすことができます。
「対策をしないのは何故か」をよく考えてみると、悪口や愚痴を言わなくなるかもしれません。
対策をしない理由が「悪口もたまには言いたいけれど、そこまで本気で嫌いなわけじゃないから」「とにかく何かに対して愚痴を言い続けたいから」という、相手が悪い以外の理由が見つかるかもしれませんよ。
家族に聞いてもらう
家族がいればという前提にはなりますが、家族に聞いてもらうという手もあります。家族であれば、全面的にあなたの味方をしてくれる可能性が高くなります。
友達のように「そんなこと言っても、結局その人と同じレベルなのでは?」なんて思われる心配もありません。
2回目以降の悪口はウザがられていると心得るべし!
まとめると、職場や同僚の悪口や愚痴を友達に漏らすことは、自分自身がその会社や同僚と同じレベルであると声高に言いふらしているようなもので、同情されるどころか自分の価値を下げてしまうというお話でした。
もちろん「友達」というくらいなので、1度目の悪口や愚痴は快く聞いてくれて慰めてくれたりねぎらってくれるでしょう。でもそれが何カ月も、何年も続けば「何の対策もしてないみたいだし、結局そのレベルの職場が合ってるんだな」と思われてもおかしくありません。
特に女性の場合はライフステージによって価値観や考え方が変わります。あの頃のまま一生変わらぬ友情を……というのは、全員に当てはまるものではないでしょう。
学生時代の親友でも、その後社会に出て出会う人たちが変わると価値観も変わります。貴重な休日のティータイムなら、楽しい話、ためになる話、モチベーションが上がる話をできる相手と過ごしたいですよね。
「この友達といるとヤル気がでて私も頑張ろうって思える!」と思われるのか「この子また会社の悪口言ってる……もう何回目?聴き飽きた。時間勿体ない。」と思われるのでは、あきらかに後者の方が損しています。
結局職場や同僚の悪口や愚痴を言うことは、自分自身が損をすることにつながるのです。
聞いてくれる家族がいるのなら家族に話して、できれば愚痴を言わなくていい状況(転職や接点を減らす)になるように全力を注ぐほうが、悪口・愚痴を言うよりも自分のためになるのです。
私自身にも言い聞かせるつもりで書いてみましたテヘ。
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