1ヶ月間毎日「引き寄せの法則をインプット」するために活用していたオーディブル。キャンペーンがあり、初回30日無料のところを初回2ヶ月間無料で利用させていただきました。
先日、残念ながら無料期間が終了してしまったので解約したのですが、オーディブル初心者がはじめて2ヶ月間利用したメリットとデメリットをお伝えしようと思います。
オーディブルとは?
オーディブルとはAmazonの「聴く書籍」です。書籍をナレーターや著名人が朗読していて、本を読むのではなく本を聴くサービス。単品での購入も可能ですし、聴き放題対象の本は毎月定額で好きなだけ聴けるサブスクリプションでもあります。
私は初回2ヶ月無料サービスを利用して、完全無料で使わせていただきました。現在は無料期間が終わったので、一旦解約しています。
オーディブルのメリット
実はこれまで何度もAmazonからオーディブルへのお誘いメールが来ていたのですが(笑)、聴く書籍には全く興味がありませんでした。ところが、図書館で予約するもなかなか回ってこない本が聴き放題対象になっており、なおかつ通常は30日無料のところ2ヶ月間無料だったので使ってみることに。
そんな私が感じた、オーディブルのメリットは以下の通りです。
作業しながら聞き流せる
オーディブルの1番のメリットは、作業をしながら本が読める(聴ける)ことです。以前ブログにも書いた通り、私は1ヶ月間毎日引き寄せの法則に関する情報をインプットするために、毎朝恒例のストレッチタイムにオーディブルを利用しました。
スマホをタップするだけで本の朗読が始まるので、使い方は超簡単。あとは他のことをしているだけで、本の内容が耳から入ってくるのでありがたいです。
聞き逃したところは「10秒戻る」(10秒だったかな?)ボタンなどもありますし、私の場合引き寄せ関連や自己啓発系の本ばかり聞いていたので、多少聞き逃しても問題ありませんでした。
スピードは好みに合わせて変更可能
朗読速度は本によって異なるので、書籍によってはゆっくり過ぎると感じることがあります。その場合は、アプリで速度調節が可能なのでストレスなく聴くことが可能です。
BGMやラジオのような感覚で使える
本の内容にもよりますが、作業中にBGMやラジオを聴くような感覚で使えることもメリットです。私はストレッチをするとき以外にも、1人で車に乗って遠出をするときにも利用していました。
ちなみにWi-Fiのある環境でダウンロードさえしておけば、聴く際に通信料がかかることはないので安心です。おかげさまで長距離ドライブも、長く感じることなく有意義に過ごせました。
目が疲れていても読書ができる
40代半ば頃から、目の疲れが気になるようになりました。ピントも合いにくく、細かな文字を長時間読むと疲れてしまいます。また目の調子によっては、できるだけ目を休めたいと感じることも。
そんなとき、オーディブルであれば眼精疲労や目の疲れを気にせずに使用できます。もちろん設定時やダウンロードの際には画面を見ますが、再生を開始すればあとは聴くだけ。目を休めたい場合にもありがたいです。
オーディブルのデメリット
私が感じたオーディブルのデメリットも挙げておきます。聞き放題の書籍の数や内容に関しては、感じ方に個人差があると思うので入れていません。
本の内容は良いけどナレーションが合わない場合がある
著者本人が朗読をしているものもありますが、基本的には別の方がナレーションを行っています。すると、本の内容は良いのに、声や話し方がちょっとニガテに感じることもゼロではありません。
私の場合、著者が女性の「願いをかなえる系」の本のナレーターが、なぜか萌えキャラ系の甘ったるい声&話し方だったのが少し気になりました。口コミにも同じ意見が複数見られました。
また、私は気にならなかったのですが、隣でたまたま聞いていた家族が「声が良すぎて内容が入ってこない(笑)」と言っていたこともありました。このときは男性ナレーターの声でした。
文字ならいいけど言葉にすると……なこともある
読む分にはあまり気にならないのですが言葉にすると「(笑)」が多い文章はかなり気になります。というか……かなりの頻度で「~~~なんです。わらい」と読まれると、正直うっとうしく感じます。この「わらい」は読むのではなく、言葉の抑揚で表現するではダメなんでしょうか?多分、ダメなんでしょうね。
他にも、読むだけならさらっと流せることも、耳で聴くとなると耳障りに感じることがありました。私が聞いていた本の中に、良いことなのに「~~してしまう」の表現を多用している本がありました。
二言目には「いとも簡単に幸せになってしまいます」「幸運が全方向から来てしまいます」「心と体が楽になってしまいます」(みたいな感じ)。
もちろん、「簡単に良いことが起こる」という意味で表現していることはわかるのですが、本来「してしまう」は良くないことに使う言葉だと思うのです。本の中で2~3度ならいいのですが、その方はほとんどの出来事を「〇〇さえすれば、簡単に叶ってしまうのです」などと表現されていたので、「またきた」「ほいきた」「次また来るぞ!」と本文とは関係ないところに注意が向いてしまい、内容があまり入ってこなかったです。そして途中で聞くのを辞めてしまいました。
このように、読むだけならそこまで気にならないけど、言葉として耳にするとイマイチな本もありました。
ウォーキングでは使えなかった!
私は「ただ歩くだけ」のウォーキングが苦手なので、オーディブルを聴きながら歩くと楽しそう!と思いやってみたのですが、ウォーキングではあまり活用できませんでした。
というのも、住宅街などの静かな場所を歩いているときは良いのですが、車の多い大通りに出ると周囲の音がうるさすぎて声が聞こえなくなるのです。
音量を大きくしようとすると、スマホの機能で「イヤホン利用でこれ以上音を大きくすると、耳に悪影響を及ぼす可能性があるけどいいか?」と聴かれるので日和ってしまい音を大きくすることもできず。
音楽などであれば多少聞こえにくくても問題ありませんが、本の朗読となるとやっぱり内容がほとんど聞こえないようでは使えないなと思いました。
ちなみに私はリーズナブルなイヤホンを使っていたので、しかるべきイヤホンを使えば雑踏や騒音がある場所でもクリアに聞こえるかもしれません。
ナビを利用しながら車で聴く場合も注意が必要
毎日の通勤などで車内で聞くなら全く問題ないどころか、私が車通勤なら絶対にサービスの利用を継続したと思うほどオーディブルを車で聴くのは良かったのですが、ナビと併用する場合は注意が必要です。
というのも、ナビが右折だ左折だ直進だと音声で指示するたびに、オーディブルの音声が小さくなり、文章が聞こえなくなるからです。
私のように引き寄せの法則や願いが叶う系、自己啓発系であれば多少聞き逃しても問題ありませんが、小説などを聴いている場合は頻繁に音が小さくなって文章が途切れると、内容がさっぱりわからなくなる可能性があります。
ナビを使わない場合に聴くか、書籍を選ぶかした方がよさそうです。
メモを取りたい場合はあまり適さない
本をざっと読んで、あとから印象に残ったところをメモしたいということもあると思いますが、オーディブルはその使い方にはあまり向いていない気がします。本ならパラパラとめくって、必要な箇所を探せますが、オーディブルはそれができません。
聴きながらメモするならいいですが、場合によっては一旦停止しなければなりません。いずれにせよ、個人的にはメモを取る場合は紙の書籍が1番で、次に電子書籍かなぁと思います。
月額利用料が高い
最後のデメリットは、月額利用料が高いことです(笑)。聞き放題は月額1,500円。これを高いと感じるか安いと感じるかは、それこそ個人差があります。私の場合、買ってでも欲しい本が1冊1,500円でオーディブルの読み放題にあったとしても、欲しい本を1冊買う方を選びます。
ただ私が車通勤で、毎日往復1時間以上車に乗るのであれば迷わず利用すると思います。通勤ならナビを使いませんし、毎日の通勤時間を読書(聴書?)に使えるのはかなりのメリットだと思うからです。
現在私は車通勤をしておらず、ウォーキングでもあまり使えないので無料期間終了後は継続しませんでしたが、他の用事をしているけど耳は自由!という時間が毎日1時間以上ある場合はありだと思います。
あとは、先ほどのメモしにくいと似ているのですが、流し読みができないこともデメリットになります。「朗読を聴く」=「一定の時間がかかる」ため、1ヶ月1,500円支払っても読める(聴ける)本の数はどうしても限られてしまいます。その点も考慮してサービスの利用を考えると良いのではないでしょうか?
またお安く使えるキャンペーンがあれば利用します(笑)
以上が私が感じたAmazonオーディブルのメリットとデメリットでした。私の感想を一言でいうと「無料で使えてサイコー!」でした!Amazonさんありがとう。
褒めておいてなんですが、現状私の使い方では月々1,500円の価値はないかもしれない。ちなみに解約する際に、「このまま申し込めば、3ヶ月間半額にするけどどう?」的なお誘いもあったのですが、1ヶ月750円でもちょっと高いなと思います。
ただ、利用する前に思っていた「全く使わないんじゃないか?そんなに良くもないだろう?」という想像とは全く異なり、「オーディブルって結構いいねぇ」と好印象にはなっています。
もし興味がある方は、どなたでも初回30日は無料のはずなので、無料期間だけ使ってみるというのはありだと思います!