先日、久しぶりに「引き寄せの法則」に関する本を図書館で借りてきて読みました。
蔵書検索で「引き寄せ」などとキーワードを入れると、まだ読んだことが無かった本がいくつか出てきました。
その中のひとつが、はづき虹映さんの「すごい引き寄せ」です。
ズバリなタイトルなので以前から知ってはいたのですが、読んだことが無かったのでワクワクしながら読んでみました。
覚えておきたいことや印象に残ったことを、忘れないために記録しておきます。
「すごい引き寄せ」はづき虹映
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最初に……。
「すごい引き寄せ」を読み始めて少したったある頃、ふとインスタグラムで「すごい引き寄せ」を検索してみました。
すると……。
私、過去に読んでいたようです(笑)。
上のインスタは、2017年11月11日にアップしたもの。時間が午前5時23分?!
もしかしたら、夜中に目が覚めて眠れずに一気に読んだのかも。
だから記憶になかったのかな???
いや、だとしてもこんな時間にインスタには投稿しないはず。
多分、時間がおかしいんだと思う(笑)。
さて、気を取り直して。
今回読み直して新たな気づきや再確認した点があったので、そのことについて書いてみようと思います。
引き寄せが叶わない5つの理由
はづき氏によると、引き寄せが叶わない理由は5つあるとのこと。
- 本気で思考を現実したい、現実できるとは思っていない
- 他人の考えを自分の考えと思い込んでいる
- 自分について何も知らないし、考えたこともない
- 自分の肉体が自分だと思い込み、自分でコントロールできると思っている
- 考えていること(思考)といっていること(言葉)とやっていること(行動)がバラバラ
詳しくは本書を読んでいただくとして、これは全て、本当に全て自分に当てはまっていると思います。
気を付けなきゃと思っていたのが2番、やってるつもりでできていないのが1番、目からウロコが3,4,5番。
1番については、引き寄せたいものを思考している時間が「圧倒的に短すぎる」と自覚しています。
本当に引き寄せたい事柄よりも、ニュースやそのとき話題になっていること、ものなどに触れている(試行している?読んでいる?)時間の方が圧倒的に長い。
1日24時間の中でほんの数分間だけ、「よし、じゃあ引き寄せたいものを強く思考しようか!」という具合。
これでは、残りの23時間50分ぶんの「その他の引き寄せたいわけではない思考」に勝てるわけがありません。
よって本当に引き寄せたい願いは、まだ引き寄せられていないんですね。。。
3,4,5はかなりハッとさせられました。
潜在意識って、顕在意識でコントロールできるようなものじゃないんですよね。
だから、「よし、引き寄せるぞ!」と気合(?)を入れたところでどうこうなるものではありません。
分かっていたつもりですが、改めて言われると「そりゃそーだ!」と納得です。
5番に関しては猛反省。
私の場合、思考とブログに書く言葉は一致しているのですが、実生活の中で発する言葉と思考は全く一致していません。
行動に関しては、甘々な自己評価ですが、思考に出来る限り近づけているつもりです。
となると……ネックなのは、実生活で発する言葉か!!!
気を付けよっっ(癖になってるから、注意深く気を付けなければ……)。
2つの領域に分けられた意識
潜在意識と顕在意識の違いも、とても興味深かったです。
「引き寄せ」を実践している方にはおなじみですが、私たちの思考を現実のものにするのは、意識の90%を占めると言われている「潜在意識」。
意識の中の残りの10%が、私たちがコントロールできる「顕在意識」です。
潜在意識は無意識なので、顕在意識でコントロールすることはできません。
でも、この潜在意識を飼いならさない事には、自分の本当の願望を引き寄せることはかないません。
はづき氏によると、潜在意識も3種類に分けることができるとのこと。
顕在意識と潜在意識にはそれぞれの役割があり、その役割に則って働いています。
ただ、引き寄せの法則の観点から言うと、顕在意識がでしゃばると上手くいきません。
「顕在意識レベルでどれだけ頑張ってみても、本当に実現したい思考が現実化することはないと断言できます。」と、はづき氏は言っています。
3つに分かれた潜在意識の中でも、もっとも深いレベルにある「宇宙とつながる超意識」に直接働きかけることができれば、願いはあっという間に実現できるとのことです。
その点をしっかりと肝に銘じておきたいと思います。
宇宙の法則7つ
- エネルギーの法則
- 磁石の法則
- 鏡の法則
- ステージの法則
- タイミングの法則
- プロセスの法則
- バランスの法則
数多く存在する宇宙の法則から、はづき氏が厳選した7つの法則です。
こちらも詳細は本書をご覧いただくとして、宇宙の法則はいついかなるときも例外はないそうです。
ちなみに1番の「エネルギーの法則」によると、新たなエネルギーを創造するための三種の神器は「想い(意識)、言葉、行動(習慣)」の3つとのこと。
3番の「鏡の法則」の、「出すのが先、受け取るのは後」で「自分が実際に受け取ったものが、先に自分が出したエネルギーの結果」も忘れたくない言葉です。
強く印象に残った「現象の樹」の話
この本の中で一番強く印象に残ったのが、「現象の樹」のメカニズムでした。
3次元で何らかの現象が起こるメカニズムを、「樹」に例えて解説したものです。
私も昔聞いたことがあるのですが、大きな木には、目に見える木と同じ、もしくはそれよりも大きな根が必要とのこと。
樹木に花や実がなっているとそちらに目が行きやすいのですが、目に見えない根や、太い幹、枝葉があってこその花や実です。
樹木を「現象」に当てはめてみると、花や実=結果・現象となり、その結果に導くためには原因となる枝葉、幹、根が先に存在している必要があります。
これを、先ほどの「新たなエネルギーを創造するための三種の神器」に当てはめてみると……
根=思考(想い・意識)、幹=言葉、枝葉=行動になるとのことです。
私たちの思考は、根と同じく「目で見る」ことはできません。
でも根があってこそ、太い幹(言葉)があり、枝葉(行動)を支えているのです。
思考に則った言葉を使えば、行動(習慣)に繋がり、それに見合った結果が得られるということですね。
そして、目に見えない世界(根=思考)と、目に見える世界(行動・習慣→結果・現象)をつなぐきわめて重要な部分が、幹に当たる「言葉」だそうです。
言葉を使って話す・書くことは、エネルギーを発すること。
そして、「目に見える意識の世界」と「目に見えない意識の世界」の両方に、一度に働きかけることができるアイテムなのです。
昔から「言霊」が信じられていて、私を含む一定数の方は「アファメーション」の効果も実感していますよね。
なるほど、こういうことだったんですね???
そして、どれだけポジティブなことを長時間思考していたとしても、話す言葉、書く言葉がネガティブなら、行動(そして習慣=枝葉)もネガティブになり、ネガティブな現象や結果が起こるようです。
はづき氏いわく、どれだけポジティブな思考を持っていても、言葉や文字で表現しない限り、そのポジティブな思考はないのと同じなんですって!
これは……もし思考はポジティブだらけなのに、現実の世界では良いことが起こらない~という人がいるのだとすれば、言わなきゃソンソン、書かなきゃソンソンですね(;´∀`)
私はものすごく「なるほど!」と思ったのですが、どうやら上手く伝えることができません(笑)。
本書ではわかりやすく解説されているので、ぜひご覧ください。
「引き寄せの法則」に言葉は重要!
本書を読んでみて感じたのが、引き寄せの法則を実践するにあたっての言葉の重要性です。
以前はアファメーションを日常的に使っており、まさか!という願い事も楽々叶えていたのですが、最近すっかりご無沙汰しておりました。
因みに、私が実践して効果を実感したアファメーションの作り方・やり方(?)はこちらの記事をご覧ください。
そこで、この本を読んでから、またまたアファメーションを再開しております。
結構いい感じに進んでいますよ♡
本によると、「極端な話、思考がどれだけネガティブでも、言葉さえポジティブであればそれでいい」そうです(笑)。
そして思い出しました。
私は数年前、毎日毎日決まったアファメーションを唱えていたので、無意識でも言えるようになっています。
そして、無意識で言えるアファメーションは、当然の様に叶っています。
例えば、コンサートや舞台のチケット運(座席の良さ含む)は、心から信じ切っている(?)ので毎回かなりの良席です。
無意識化まで落とし込めていて、何も考えなくても唱えられる「言葉」はやっぱり現実になるんですね。
この事を改めて実感しました。
「自分の潜在意識の見つけ方」などは、ちょっと「ん~???」と思う箇所もあったのですが(笑)、今回また読み直すことができてとてもよかったです。
今回ブログに書いた以外にも、「潜在意識を飼いならす方法」や「望む未来を引き寄せる方法」なども記載されています。
定期的に読みたい1冊となりました!