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【湖東三山】西明寺で紅葉狩り!写真で綴る思い出【国宝】

滋賀お出かけ

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滋賀に住んでいるものの、【湖東三山】に紅葉狩りに行った記憶がありませんでした。

近くだとなんとなくいつでも行ける気がしたことと、やはりある程度遠出の方が楽しく感じていたのかもしれません。

 

今年の秋は仕事もフリーになり、時間の自由が効くこともあり、初めて湖東三山で紅葉狩りを楽しみました。

近場だと、当日の天気次第で予定がどうとでもなるので嬉しいですね。

 

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国宝第一号 龍應山 西明寺 【湖東三山】

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2015年11月20日(金曜日)

(記憶の中では)初めて西明寺を訪れました。

最初は、一気に湖東三山をすべてまわろうと思っていたのですが、朝天気が悪く出発を迷っていて、家を出るのが遅くなったことと、ひとつひとつじっくり観たほうが楽しめるだろうという事で、急きょ一つに変更。そして、今年は西明寺に決定!

と、その前に……

道の駅 愛東マーガレットステーションで腹ごしらえです♪

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加薬で「かやく」めし!

美味しかったです♪

西明寺とは

 

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難しいことは、右から左~のワタクシですが、頂いたパンフレットから少しだけ覚書。

こちらの西明寺は、平安時代に開創された寺院です。

源頼朝が戦勝祈願をしたと伝えられているそう。

また、戦国時代に織田信長が比叡山を焼き打ちし、その直後西明寺も焼き打ちされたけれど、本堂、三重塔、二天門は火難を免れて現存しているそうです。

 

写真で見る西明寺の紅葉

こちらの本堂は国宝第一号指定とのことで、歴史を伺えますね。

一番のお目当ては、やっぱり紅葉。写真を撮ってきましたので、是非ご覧ください。

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駐車場(無料)から西明寺へ向かい、入山料(600円)を払った後すぐの景色。最初に目に飛び込んできたのがこの紅葉!あまりの美しさにシャッターを切ります。

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↑この写真の階段を昇っていけば、本堂なのですが…まずは、くるりと左を向いて、先にお庭につづく門をくぐることにいたしましょう。

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では、門をくぐりましょう。

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天然記念物 不断桜

こちらに入ると、庭園が広がっています。

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入ってすぐに目に飛び込んできたのが、なんと桜!秋ですよ!秋。

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もう少し早ければもっと咲いていたのかな?少し終わりかけのようですが、このように、まだきれいに咲いていました。

秋なのに桜が咲いているその理由は…

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こちら、天然記念物の不断桜で、夏以外の春秋冬に開花するそうです。

なので、紅葉と桜が一度に見れるんですね。

 

名勝庭園 蓬莱庭

更に進むと、名勝庭園蓬莱庭(ほうらいてい)が。

この中には池があって、折り鶴の形をした鶴島と、カメの形をした亀島があります。

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こちらが鶴島。折り鶴の形に見えるかな?うーーーーむ。。。

そして↓が亀島。上から池を眺めると、亀の形が良く分かります。

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おお~!亀ですね、亀。

 

道順通りに進んでいくと、途中散った紅葉が美しい光景に出会いました。

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さらに進みます。すると、とてもきれいな紅葉が!

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これは、上り坂の階段の途中から見えた景色。グリーンと赤のコントラストが綺麗ですね。

そして、階段を登り切ると、真っ赤に燃える紅葉がありました。夢中でシャッター(スマホですが)を切ります。

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真っ赤もいいですし、黄色や緑とのコントラストもいいですね。和な感じが広がります。

 

本堂

いよいよ本堂へ。

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中に入りました。(写真撮影は禁止されています)

なんと、ラッキーなことに3年ぶりに玄武刀ハ毘沙門天三尊像が公開されていました。普段はお目にかかることができないそうで、かの上杉謙信が愛した像だそう。

そして、勝運の仏さまとのことで、しっかり勝運を授かってください、と説明がありました。

もちろん、【勝運】お願いしてきましたよ~。

こちら、今年の12月13日まで公開されているそうなので、勝運が欲しいかたは是非!

 

お次はご本尊、薬師如来立像。こちらも秘仏でいらっしゃるので、公開されておらずお目にかかることはできませんでした。

お写真が飾られていまして、係りの方が説明してくださいました。ちなみに御開帳は1代につき1回だそうで、こちらでお勤めされている方もお目にかかれないのだとか。

薬師如来さまは、私たちに薬をくださるので、下げている左手も、あげている右手も薬指が少し前に出ているのだそう。ちなみに左手は薬ツボを持っている手だそうです。

 

また両脇には、脇待侍である日光、月光菩薩さまが。ただ、月光菩薩さま(かな?右側の…)は只今京都へ行かれてるとのこと。こう言うと「出張ですか?」(展示など)と聞かれるそうですが、「どちらかというと入院です」とのことで、只今解体してしっかりと補修作業が行われているそう。

更にその両脇には、十二神将が祭られており、この12神はそれぞれ12の干支の動物を頭の上にのせておられます。同じ干支のお願いごとだけ聴いてくれるそうで、寅年なら寅、申年なら申を頭に乗せた神様にお願い事をするそう。年末ジャンボとギャンブル以外の願い事は、たいてい聞いてくださるそうですよ( *´艸`)

因みにお願い事は、いくつしてもOK、何年後かのお願い事でもOKとのことで、2年後に受験、数年後に就職などのお願いもOKだそうです。こんなに聴いてくれるところは、他にはない!とおっしゃってました。この係りの方の説明が、わかりやすくて面白く、ちょうど聴けてラッキーでした。時間ごとにされてるのかな?それともある適度人数が集まったらされてるのかな?

 

本堂のまわりの廊下から、見えた景色。

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同じく廊下から見えた本堂入口の門。

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三重塔

そして、この秋の紅葉シーズンの二十日間ほどのみ公開されている、三重塔(こちらは入りませんでした)。

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美しいですね。地面以外はすべて、鎌倉時代からのもので、堂内一面に法華経の図解や大日如来の脇侍仏三十二菩薩、宝相華などが極採色に描かれているそうです。鎌倉時代の壁画としては、国内唯一のものだそうです。

 

帰途へ

門を出て階段を下りていきます。

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少し降りたところから、門をふりかえりました。

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途中、十一面観音や夫婦杉などを見ながらスタート地点まで戻りました。

 

湖国に住んでいながら、初めての西明寺(記憶の中では。昔来たことがあるのかなぁ?)。

空気も澄んでいて、とっても落ち着くお寺でした。

来年と再来年になりそうな感じですが、他の2つのお寺にも、また紅葉を見に行きたいです。

 

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